希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

模擬授業力の向上へ

7月22日、25日、30日と3回模擬授業を行いました。 22日に実施した3人が全員不合格だったことは、既報の通りです。 ゼミ生には、患者に接する医者のような責任感で生徒に接するようにと伝えてあります。 そのため、不勉強、準備不足、熱意と真剣みの欠如は…

協同的な学びの深化へ:「学びの共同体研究会」に参加して

協同的な学びを深く考える格好の機会となりました。 7月27-28日に伊豆の伊東市で開催された「学びの共同体研究会」第3回夏季研究会に、院生と参加してきたのです。 北海道から沖縄まで、全国から340人が集まり、文字通りの大盛況でした。 各教科の教員に加…

教育実習に向け模擬授業を開始

7月22日のゼミでは、9月からの教育実習へ向けて、3人が模擬授業を行いました。 屋我君によれば、「いつものゼミに比べて、かなり緊張感のある雰囲気で、3人とも教育実習に向けてかなり身が引き締まったと思います」とのこと。 それは当然でしょう。 教育…

「英語教育、迫り来る破綻」のその後

7月14日の4人組講演会「英語教育、迫り来る破綻:みんなで考え、行動しよう!」から、あっという間に1週間上が経過しました。 その後の動向をお知らせします。 1. まずは嬉しいニュース。 ブックレット『英語教育、迫り来る破綻』(ひつじ書房)の増刷(…

協同学習を取り入れた模擬授業へ

月曜日が休日だったりで、ゼミが「お久しぶり」といった感じです。 理論編はほぼ終わり、来週から3回生を中心に模擬授業の練習に入ります。 理論は実践に奉仕するためのもの。 協同学習を取り入れた授業を実際に効果的に行えるかが試されます。 ビシビシ行…

7.14講演会から7.20上智大協同学習講演会へ

7.14の4人組講演集会「英語教育、迫り来る破綻―みんなで考え、行動しよう」に関しては、さまざまな人が紹介・コメントされています。感謝です。 なかでも、広島大学の柳瀬陽介さんの「7/14講演会「英語教育、迫り来る破綻」に参加して」は、いつもながら深…

7.14講演会「英語教育、迫り来る破綻」の御礼

7月14日(日)に東京文京区の郁文館夢学園で開催された4人組の英語教育講演会「英語教育、迫り来る破綻―みんなで考え、行動しよう―」は、お陰様で大盛況のうちに終了いたしました。 (写真1 大津由紀雄さんの開会の挨拶) 全国各地からお集まりいただいたみ…

『英語教育、迫り来る破綻』を出発点に

日本の英語教育、外国語教育をこれからどうしていけばよいのか。 政治家や財界や官僚にまかせるのではなく、私たち一人ひとりが考えていかないと大変なことになる。 こうした危機感が広がっています。 この春の「大学入試にTOEFL等」という政府・自民党の政…

7.14講演会「英語教育、迫り来る破綻:みんなで考え、行動しよう」満員御礼

7月14日(来週日曜日)午後1時から東京で開催される英語教育講演会「英語教育、迫り来る破綻―みんなで考え、行動しよう―」は、会場収容人数を超える280名もの参加申し込みをいただき、これ以上は申し込みを受け付けられない状況となりました。 また、予…

自主的・自律的なプロジェクト研究

7月1日のゼミは、学生たちだけでの自主的・自律的なプロジェクト研究発表会でした。 私が院生を連れて中部地区英語教育学会富山大会に出席していた関係によるものです。 「教員が不在でも大丈夫かな?」という不安があったのも事実です。 ですが、フタを開…

グローバル企業と政治家が歪める英語教育:8.24阪大でシンポ

第6回英語教育総合学会 日時:8月24日(土)13:00-17:00 場所:大阪大学大学院言語文化研究科A棟2F大会議室 (豊中キャンパス:HP参照) 特別講演 この国の言語教育政策を考える-対症療法から原因療法へ 大谷泰照(大阪大学名誉教授) シンポジウム グロ…