希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

教員採用試験合格体験記(2)

教員採用試験(中学・英語)の合格体験記、第2回目です。

◆ 二次試験

試験内容は専門科目の筆記試験、英語のグループ・ディスカッション(GD)、模擬授業、個人面接です。
筆記とGDが8月21日、模擬授業、個人面接が9月17日に行われました。

英語科は受験番号も試験日程も最後の方です。
おそらく小学校や中学校の他の教科の受験生よりも合否発表から試験日まで猶予があるのでラッキー!
せっかくの時間を無駄にしないように勉強してください。

一次の合否発表後、初めて教育学部の教職キャリア支援室の先生にお世話になりました "…"。
本当だったらもっと早くから何回も通うべきだと思います。
二次までに計5回行って面接個票の添削と面接対策をして頂きました。
面接まで数週間というところで駆け込んだせいで時間との戦いだったので、毎回毎回1~2時間以上も時間を割いて頂きました。

江利川先生にも、筆記と模擬授業の対策講義を開いて頂きました。
模擬授業の対策なんて自分じゃなかなかできないのですごく勉強になりました。
5分という時間がいかに短いか。じゃあその時間でなにをアピールできるか。
ということを試験前に考えることができました。

<筆記試験>

過去問は府教委のHPにあると思うので、レベルがどれくらいなのかは自分で判断してください。
私は英作文に時間を作らなくてはいけなくなったので、大問1つ飛ばしました。

こういう状況になったときに大事なのが、問題を見極める力だと思います。
科学的な用語がたくさん出てくる文章でも、設問が気の抜けるぐらい簡単な問題もあります。

一番いいのは、もちろん全問解くことですが、なにせ英作文があるので "…"。
時間との戦いになったときのことも考えておくといいかもしれません。

<英語GD>

面接官は日本人男女2人、ALTの女性1人でした。ALTしか喋りません。
まずは1人ずつ教室に入り、Speakingの試験。

発音が難しい単語は一番下に注釈で発音記号が載っています。
そこにあったのが、"hieroglyphic" と "papyrus"でした。
別に発音記号が無くても普通に読める単語です。今年は簡単だったのでしょうか "…"。

私の場合、気を抜くとアクセントも発音もフランス語ぽく読んでしまうので読んでいる間ずっと肩に力が入りっぱなしでした "…"。

一旦全員廊下に出て、今度は全員入室。
面接官の方からお題が出され、自分の考えをある程度まとめてからそれぞれ喋っていきます。
お題はたしか、ALTを活用した授業をするには "…" というような内容でした。
正直、私は全然喋っていません。今回の教採の試験の中で一番不出来な試験だったと思います。

受験生全員控えめに喋っていたので沈黙になると、面接官の方が「じゃあ例えばこういうときは~」と話題をふってきてくれました。
こういう風に助け舟を出してくれる方と、シビアな方がいらっしゃるらしいので、私は優しい方にあたったんだと思います。

つづく。
次回は<模擬授業>と<個人面接>です。