希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

広大集中講義「英語教育史」4

3日間に及ぶ広島大学教育学部での集中講義「英語教育史」が終わってしまいました。

いやあ、楽しかったなあ!

本務校の和歌山大学では「英語教育史」を授業としては開講していません。

でも、英語教育史研究に対する広島大の学生のみなさんの反応がとてもよかったし、その意義もよく理解してくれていましたので、思い切って和大でもやってみようという気になりました。

広大の受講生たちとの集合写真です。↓
初日に聴講された柳瀬陽介先生も僕の隣に座っておられます。

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受講生の皆さんからの感想・意見をすべて紹介したいところですが、ここでは代表してONさんの声を全文ご紹介します。

 強く印象に残っている授業内容は資料分析です。一方的に講義を受けているのではなく、自分で実際に資料を手に取って、どのような人を対象に作られたのか、どのような構成になっているのか、など考えながら分析できたのですごく楽しかったです。普段は手で触れることのできないような高価で貴重な資料を見ることができる機会など無いので、良い経験になりました。
 また、姓ー名/名ー姓〔のローマ字〕表記に関する議論がおもしろかったです。答えは必ずしも1つとは限らないし、他の人の意見をきくことで、そのような考え方もできることを知りました。この討論が何も知識が無い状態で行ったものではなく、歴史的な背景を学んだ上での討論だったので、より活発な意見交換が行えて、非常に有意義な時間でした。

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 単なる主観的な意見ですが、「英語教育史」ときくと、少し堅苦しくて受けていてもそこまでおもしろくないんだろうなあと勝手に思い込んでいました。でも、江利川先生の講義を受けて、英語教育史ってなんておもしろいものだろうという印象に変わりました。「英語教育史」という内容ですが、現在の英語教育にも通ずる部分がたくさんありましたし、日本の歴史、世界の歴史など他の分野とかぶっているところもたくさんありました。様々な知識を統合させることで更に理解が深まりました。
 また、江利川先生の講義には多くの工夫がなされていて、討議や話し合いで考えを深め合ったり意見を交換することができましたし、楽しいゲームでリフレッシュできましたし(実際に現場で活用できるものもありました)、コンピュータを使って情報検索方法も学びましたし、インターネットを使って情報を調べたり、ビデオを観たり、多くの活動が盛り込まれていた楽しい授業でした。
 3日間、朝から晩までありがとうございました。江利川先生に教えていただいたことを忘れず、いい教師になれるよう頑張ります。ありがとうございました。