7月14日(日)に東京文京区の郁文館夢学園で開催された4人組の英語教育講演会「英語教育、迫り来る破綻―みんなで考え、行動しよう―」は、お陰様で大盛況のうちに終了いたしました。
皆さんの真剣な表情やご意見をうかがい、「大学入試・卒業要件にTOEFL等」など政府や財界がシロウト考えで次々に打ち出してくる「英語教育改革」に対して、どれほど多くの英語教育関係者が危機感を感じ、怒りを共有しているかを再確認することができました。
演題は次の通りでした(登壇順)。
「グローバル企業の無謀な英語教育要求から子どもを守るために」(江利川春雄)
「英語教育 慢性改革病とグルーバル症候群に苦しむ」(鳥飼玖美子)
(写真2 江利川春雄のプレゼン)
忙しい4人ですので、細部の打ち合わせもないまま1人25分間のプレゼンを行いました。
それでも、それぞれの持ち味を活かした発表で、フロアと共感し合い、問題意識を共有し合い、しばしば笑いの起こるプレゼンが続きました。
それでも、それぞれの持ち味を活かした発表で、フロアと共感し合い、問題意識を共有し合い、しばしば笑いの起こるプレゼンが続きました。
講演終了後の4人組座談会では、フロアからの御質問に答えつつ、討論を進めていきました。
英語教育の目的論のところなどでは、互いに反論し合ったり、4人の意見が違ったりで、バトルというか爆笑というか。
お互いの信頼関係があるので、言いたいことを言いたいように言える楽しい時間でした。(^_^
お互いの信頼関係があるので、言いたいことを言いたいように言える楽しい時間でした。(^_^
限られた時間の中で、たくさんいただいた御質問に対して十分にお答えできませんでしたし、休憩時間や懇親会で多くの方からお声がけいただきましたが、十分にお相手ができず、申し訳ありませんでした。お許しください。
でも、昨日の会場でも確認しましたように、今回の7.14講演会は「出発点」です。
幸い、ブックレット『英語教育、迫り来る破綻』の売れ行きもたいへん好調なようです。
また、ひつじ書房のご好意を受け、第二弾、第三弾の英語教育ブックレットも企画したいと思っております。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。