希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

4人組の新著『英語だけの外国語教育は失敗する』刊行

4人組(鳥飼・大津・斎藤・江利川)の英語教育ブックレット第4弾『英語だけの外国語教育は失敗する:複言語主義のすすめ』ひつじ書房、本体1200円)がついに完成です。

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5月13日の明海大学での講演「学習指導要領改訂と言語教育」+対談の会場で販売するそうです。

このブックレットは、2016年10月に明海大学で開催されたシンポジウム「複言語・複文化主義から英語教育の在り方を再考する」をもとにしたものです。

ブックレットながら、4人の論考+新指導要領への意見+林徹先生を交えての座談会+日本学術会議言語・文化委員会提言という贅沢な内容です。

4人の論考は以下の通りです。

鳥飼玖美子「複言語主義とCEFR、そしてCan Do」

江利川春雄「日本はどうして英語一辺倒主義になってしまったのか」

斎藤兆史「英語を本気で勉強すれば英語偏重の問題点が見えてくる」

大津由紀雄母語と外国語を結びつけるために必要な意識化」

問題山積の新学習指導要領が出た今こそ、これからの外国語教育の在り方を一緒に考えませんか。