希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

原発推進のための「世論操作マニュアル」


「原発推進用」世論対策マニュアル

あるとは思っていたが、やはり出てきた。
政府や原発推進派が作った原発推進のための世論操作マニュアルである。

科学技術庁(当時)の後押しを受けて、20年ほど前に日本原子力文化振興財団が作成したもの。
現在は経済産業省文部科学省の所管だ。

委員長は、なんと読売新聞社論説委員の中村政雄
原発推進の旗振り役だった読売新聞。
その現役論説委員が、世論操作のマニュアルを作る。
この手法で、原子力以外の分野でも、さまざまな世論操作をしていきた(している)のだろう。
その病根の深さに怒りがこみ上げてくる。

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それにしても、この日本原子力文化振興財団には国民の税金から年間3億2000万円(2009年度)もの補助金が支給されている。
国民の税金で国民を洗脳しているのである。
ただちに解散させるべきだ。

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この文書は『大震災・原発事故とメディア』という本に収録されている。
Amazonに発注しようとしたら売り切れだった。(泣)

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別件だが、山本太郎(俳優)がテレビで福島の子どもの様子を熱くレポートしていた。
福島の公園の放射線量を計測、それを年間線量に換算すると20mSv/年を超える。しかもそれは空間線量=外部被曝に過ぎないと指摘している。
これも必見。

 →「山本太郎が見た福島の現実」

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