希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年もお世話になりました。

2016年もあと2時間ほど。 先ほど、ひつじ書房の「4人組」ブックレット第4弾の原稿「日本はどうして英語一辺倒主義になってしまったのか」の初校が終わりました。 11月に第3弾を出したばかりなのに、新年早々には第4弾を出すという頑張り。 今回の…

DVD「アクティブ ・ ラーニングによる協同的な英語授業づくり」発売開始

2016年の仕事を締めくくるかのように、私たちが進めてきたDVDシリーズ「アクティブ ・ ラーニングによる協同的な英語授業づくり」(全4枚、ジャパンライム)が、ついに発売になりました。 次期学習指導要領では、教師主導による講義型の授業スタイルか…

ゼミの秋合宿

燃えるような紅葉の中、和歌山県有田川町で、今年もゼミの秋合宿を行いました。 温泉に入り、一緒に料理を作り、囲炉裏を囲んで食べ、飲んで談笑。 雰囲気はまさに「学びの共同体」です。 それにしれも、美しいもみじの紅葉でした。

12.17東工大で「経済格差と英語教育」を講演

英語教育は、格差化の先兵の役割を担わされているのではないか。 TOEFL・TOEIC・英検など検定試験が整備された英語分野は、そうしたテストによる能力測定の標準化がしやすい。 もとより、テストによる評価は「能力」のごく一面にすぎないのだが、ひとたびス…

協同学習の理論と実践を広げるために

新学習指導要領で注目されるアクティブ・ラーニング。 その中でも、最も深い学びをもたらすのが協同学習です。 とはいえ、教師主導による講義解説型の授業に慣れ親しんてきた人にとって、協同学習への転換は容易ではありません。 ですから、教員養成段階での…