希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2012年度最後の授業

1月29日(火)は、2012年度最後の授業(ゼミ)でした。 寒さ厳しい中にも、春は着実に近づいています。 和歌山大学のキャンパスで、紅梅が咲き始めました(1月29日撮影)。 最後のゼミは、卒論の発表会。 長く苦しい卒論執筆も、いよいよ大詰め。 1月31日まで…

35人学級中止の愚

「人からコンクリートへ」 まさに時代が逆行しつつある。 大企業は法人税減税で優遇。 金持ちにも財産相続で優遇。 なのに、庶民には重い消費税増税。 しかも自民党政権は、ようやく始まった35人学級化を中止させるという。 http://headlines.yahoo.co.jp/…

プロジェクト研究の発表会

まずは、本日24万ヒットに達しました。 いつもありがとうございます。 今後とも、よろしくお願い申し上げます。 <m(_ _)m> さて、1月21日のゼミは3つのプロジェクト研究の発表会でした。 3人のチームごとに、自分たちがテーマを決めて研究してきた成…

映画を使った英語授業での協同学習

大阪大学外国語学部での本年度の授業が、今日(1月22日)で終わりました。 一つは、英語専攻以外の学生が受講する兼修外国語としての英語の授業。 もう一つは、教科教育法(英語)です。 兼修外国語の英語の授業では、テキストを使わず、すべて音楽と映画を…

「先コウ花火」の全貌?

和歌山大学の教員ロックバンド「先コウ花火」の全貌(?)を示す写真を、このたびいただきました。 2012年11月24日の和歌山大学祭でのライブ直後に撮影されたものです。 撮影してくれたのは、大学生協で卒業アルバムを担当しているカメラマンさん。 さすがは…

ジブリキャラの年齢

ジブリの作品に出てくるキャラクターの年齢がわかりますか? たとえば、ナウシカは何歳? ムスカの年齢は? あかん・・・ 僕は超ジブリファンなのに、ここまで正確な調査ができていなかった。 とても恥ずかしい。 もっと学ばないと・・・

こんな日もあるさ!

爆弾低気圧なんて、これまでの日本語の語彙になかったですよね。 人類が地球を壊した罰でしょうか。 1月14日、成人式の日の羽田空港は悲惨でした。 最初からダメだとわかっていれば、ココロの準備もできます。 しかし、この日、関西空港行きの飛行機には予定…

プロジェクト中間発表と今年の抱負

2013年のゼミがスタート。 3組のプロジェクト中間発表会を行いました。 そして、各自の今年の抱負を披露。 詳細は戸田さん作成のゼミ報告後ご覧ください。 <蛇足> いま東京のホテルでこのブログを書いています。 この3連休は、まず大津由紀雄さん(…

1月13日、日本英語教育史学会研究例会

日本英語教育史学会 第241回 研究例会のご案内です。 どなたでも無料でご参加できます。 もちろん、僕も参加します。 日 時: 2013年1月13日(日)午後2時~ 会 場: 拓殖大学 国際教育会館(F館)(東京都文京区大塚1-7-1) 3階 303号室 参 加 費: 無料 研…

映画「ノッティングヒルの恋人」を教材に

後期の英語の授業は、すべて映画を使って行っています。 毎回の教材を作るのはたいへんですが、どんな映画のどこをプリントにしようか、などと考えながら映画を観てると、実にさまざまな発見があります。 来年度は、すでに1作が決まっています。 Les Miséra…

教師をどう支援するか(内田樹氏から学ぶ)

この冬休みに読み直した内田樹先生の『街場の教育論』(ミシマ社、2008)の紹介の最終回です。 その前に一言。 ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』を観ました。 すばらしい! 舞台版と同じ構成・選曲で、権力と民衆、愛と革命を高らかに歌う名作です。 以前…

安倍政権に厳しい世界の目

日本の多くのマスコミは株価上昇を「安倍バブル」などと持ち上げ、お得意の世論操作を繰り広げている。 しかし、安倍政権に対する世界の目は相当厳しい。 右翼政権の登場で、日韓、日中などの東アジア情勢が悪化し、世界の不安定化を招くことへの危機感が募…

教師の仕事とは(内田樹氏から学ぶ)

内田樹先生の『街場の教育論』(ミシマ社、2008)から、さらに珠玉の言葉を拾い集めましょう。 「問題は教師と子どもたちの『関係』であり、その関係が成立してさえいれば、子どもたちは学ぶべきものを自分で学び、成熟すべき道を自分で歩んでいく。」(127-…

「学力低下」と協同学習(内田樹氏から学ぶ)

元旦は昼間からお屠蘇をいただき、夜もコタツで美酒とご馳走。 2日になって、さすがに本が読みたくなりました。 昨年末から読み直している内田樹先生の『街場の教育論』(ミシマ社、2008)に自然と手が伸びました。 深い思索にもとづいた珠玉の言葉が書かれ…

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。