希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

iPhoto 9.3へのバージョンアップでトラブル

6月初め,アップル・コンピュータ内蔵のiPhotoのバージョン9.3へのアップデートがトラブルを起こし(全世界が受難か?),約8年分の4万枚以上の画像にアクセスできなくなりました。

研究データも満載。締切が迫っている原稿の資料も入っています。
僕は新聞の切り抜きや本のコピーの代わりに,デジカメで撮影して画像として保存しいるのです。

アップルのMacintoshにはTime Machineという過去のデータを完全にバックアップする機能があるのですが,「アクセス権がありません」との表示が出て,iPhoto Library(画像倉庫)が復活できません。

あれこれ試みてもダメ。
さすがにあせり,心斎橋のApple StoreのサポートカウンターであるGenius Barで専門家に見てもらいました。

3時間におよぶ回復作業。しかも,無料なのです。
スタッフの親切が身に染みました。

営業終了時間が迫ったため,最終的には教えてもらった方法で自宅で修復作業。
無事に6.7GBにおよぶ4万2千枚の画像データが救出できました!

ポイントは,iPhoto Libraryのアクセス権をいかに確保するかでした。
同じトラブルに遭っている人のために,方法を略記しておきます。

(1)まず,iPhoto Libraryを指定し,Command + I(アイ)のキーを押します。
  すると,iPhoto Libraryの情報が提示されます。

(2)右下のカギのアイコンをクリックし,ロックを外します。コンピュータのパスワードが必要です。

(3)左下の+(プラス)の記号を押して,administratorsを選択します。すると「共有とアクセス権」のところに「admin」という名前で追加されます。

(4)左下の歯車のようなマークをクリックして,「すべてに適用」(だったかな?)を選択します。
 すると,iPhoto Libraryのすべての画像にアクセス権を確保し始め,画面上に作業中のバーが出てきます。画像が膨大だと,数時間かかることがありますが,気長に待ちましょう。

(5)こうしてアクセス権が復活したら,Time MachineのiPhotoフォルダーをダイレクトにドラッグ&ドロップでデスクトップ上にコピーします。Time Mahineの「復活」機能を使うよりも確実です。

(6)上記の作業が済んだらOKの人もいるでしょうが,僕のように階層が複雑で画像が膨大な場合には,「フォトライブラリ First Aid」を起動させながらiPhotoを起動させ,Optionの「データベースを修復」を選択して実行します(下の付録参照)。

なお,Apple Storeで復活作業を待っている間に,ほど近い大阪心斎橋の神座(かむくら)のラーメンへ。

僕の一押しラーメンです。
さすがに,うまい!

イメージ 1

4万2千枚の画像データが救出できたのも,神が宿る「神座」(かむくら)ラーメン様のご利益(りやく)でしょうか。(^_^;)

(附録)
iPhoto 9.3へのバージョンアップがうまくいかない場合には,optionとcommandを同時に押しながらiPhotoを起動させ,「フォトライブラリ First Aid」を起動させます。

Optionの「データベースを修復」を選択して実行するとうまくいきますよ。
この方法を教えてくれたのは↓ 感謝です。
https://discussionsjapan.apple.com/message/100679858?ac_cid=tw123456#100679858