11月8日のゼミは、検定教科書を使った協同学習の模擬授業・事後検討会でした。
中学1年生を対象にした、疑問詞の指導に焦点を当てた活動がメイン。
内容は(1)疑問文とその答えとなる文を繋いでいく活動と、(2)疑問詞を使った英語カルタ。
内容は(1)疑問文とその答えとなる文を繋いでいく活動と、(2)疑問詞を使った英語カルタ。
よく工夫されていましたが、以下の課題もありました。
(1)では、設問が単調すぎるので、設問形式にバリエーションを持たせ、疑問詞にもっと焦点を当てさせるべきであり、「背伸びとジャンプ」の課題を盛り込む工夫をすべきである。
(2)では、個人間の競争になりがちなので、ゲームをするにしても、どのように協同的な要素を盛り込むべきかをもっと考えるべきである。
協同学習を取り入れた英語授業のすすめ方については、院生たちの授業でも取り組んでいます。
協同学習による英語授業は、学生・院生たちも体験した人が少ないため、なかなかイメージが難しいようです。
また、実践例が豊富にあるわけでもありません。
だからこそ、やりがいがあるテーマです。
ちなみに、来年度も協同学習の研究を主目的に、現職の高校教員が和歌山大学大学院に入学予定です。
試行錯誤を繰り返しながら、協同学習を取り入れた質の高い英語授業法を開拓していきましょう。