希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

日経新聞7月4日(月)朝刊「文化欄」をご覧ください。

先日、日本経済新聞東京本社の記者さんが和歌山大学の研究室に来られ、私の受験英語に関する研究について取材してくれました。
3月に出した『受験英語と日本人』(研究社)に興味を持たれたようです。

ということで、日本経済新聞7月4日(月)朝刊の「文化欄」(最終ページ)に受験英語 学びがい満点:明治に始まる参考書類を収集、その歴史をひもとく」と題して8段の記事が掲載されます。
談話に基づく記者の聞き書きです。

受験英語」は必要悪のように言われてきましたが、山崎貞や伊藤和夫などの卓越した英語参考書を介して、日本人の英語学習に貴重な遺産を残してきたことは事実です。

会話偏重の英語教育によって英語学力の低下が著しい今日、「受験英語」をキーワードに今一度日本人にふさわしい英語学習法を再考してみませんか。

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別件ですが、7月3日(日)午後9時00分~9時49分、NHK総合テレビにおいて、NHKスペシャル「シリーズ原発危機・第2回 広がる放射能汚染」という番組が放映されます。
   
<番組案内>
原発事故からまもなく4ヶ月。未だに事態収束の見通しがつかない中、原発から300キロメートル以上離れた静岡県でお茶から基準値以上の放射性物質が検出されるなど、福島県だけでなく、首都圏をふくめた広い地域で汚染への不安が広がっている。

そこで番組では、放出された放射性物質の量をもとにした拡散シミュレーションをもとに、汚染の実態を独自に調査、高いレベルの汚染地帯=ホットスポットが生まれるメカニズムを解明する。また、福島で行われている子供たちの被ばく量を減らすための取り組みや、食品の検査体制の課題を取材、東日本に広がってしまった放射性物質による汚染に、私たちは、どう立ち向かっていけばよいかを探っていく。