希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

脱原発を求めて若者らが経産省前でハンガーストライキ!

9月11日(日)の午後5時から、10日間の予定で、19歳から22歳までの若者4人が、原発からの脱却などを求めて経済産業省前でのハンガーストライキに入りました。
(腐ったマスコミはまともに報じないでしょうから、ぜひメール、ツイッター等で広めて下さい。)

彼らのサイトが開設されています。↓
「声明」に賛同される方は「募集!!」のコーナーからメールを送って、激励してください。
私も送りました。
 http://hungerstrike.jimdo.com/

ハンストの概要は以下のとおりです。
   人数:4人
   年齢:19歳~22歳
   期間:10日間(240時間)
   日時:9月11日17時~9月21日17時
   飲食:水と塩のみを摂取

   <座り込み>
   場所:経済産業省 正門周辺
   日時:9月11日は17時頃~20時頃
   9月12日~21日は8時~17時半

彼らの声明文を是非お読みください。

                声     明     文

 福島第一原子力発電所の事故で多くの方が故郷を追われ、また、暮らしそのものを奪われました。この原発事故が収束するまで、放射能が大気中と大地と海に垂れ流しにされます。

 一度事故が起きてしまったら取り返しがつかなく、誰も責任が取れないことが明確になりました。
 それだけではなく、原発は事故が起きなくても大量の温廃水などで自然環境を破壊し、何万年も管理しなくてはいけない大量の核のゴミを生みだします。

 私たち若い世代には、すでに日本の54基の原発が生んでしまった、半永久に消えることない核のゴミと福島原発から漏れ続けている放射能を残されてしまいました。

 しかし震災後も、新規立地計画されている上関原発建設予定地では、休みなく原発建設のための環境調査工事を進めています。

 泊原発も国民になんの説明もなく営業運転を始めてしまいました。
 私たち若い世代は、原発負の遺産をこれ以上背負いたくありません。

 そして最も放射能の影響を受ける子供たち、その子たちに繋がっていく命に、これ以上の負の遺産を残したくありません。

 私たちは命の糧となる自然や、命そのものを大切にすることを政策に反映してもらうように請願し、ハンガーストライキを10日間行います。

 これは、これからこの地球で生きていく私たちの願いです。

                   請   願   内   容
内閣総理大臣 野田佳彦 様
経済産業大臣原子力経済被害担当大臣 様
文部科学大臣 中川正春 様
外務大臣 玄葉光一郎 様
環境大臣原子力発電所事故収束及び再発防止担当大臣・
内閣府特別担当大臣(原子力損害賠償支援機構) 細野豪志 様

  ●上関原発をはじめとする新規建設計画を白紙撤回してください。
  ●放射線量が高い、福島県内や周辺の県に住む方々の健康管理や避難後の生活面での
   保障、また事故による損害の補償を行なってください。
  ●各原発の再稼働を検討する前に、原発事故の危険性と事故の責任の取り方を全国民に
   説明してください。
  ●福島第一原発のような悲劇を、他国で繰り返さないため、原発輸出はやめてください。
  ●原発もんじゅ、再処理工場など全ての原子力施設の廃炉と省エネ・自然エネルギーの社
   会に向けた方針へ転換してください。
                                                   以上

【請願者】(割愛) 

(情報提供 メルマガ金原No.545)