コーディネーター・司会:成田一
「欧州・アジアと日本の小学教員養成と小中連携」 林桂子(広島女学院大学)
「小中連携プロジェクト型外国語活動」 東野裕子(西宮市立高木小学校)
全体討論(「OBK児童英語講師自己研鑽の会」の報告あり)
参加費:500円(菓子飲料提供)
参加資格:なし、一般の方の参加歓迎。
学会年会費:無料。
問い合わせ:大阪大学成田研 narita@lang.osaka-u.ac.jp
講演概要
言語習得理論を踏まえた上で、小学校における外国語活動を現在の制約の下で少しでもより実りあるものにする「新たな試みと理論」を取り上げるが、さらに中高大への連携も視野に、日本における英語教育のあるべき姿について、運用英語偏重の風潮に流されることなく、根本から考え直してみたい。
言語習得理論を踏まえた上で、小学校における外国語活動を現在の制約の下で少しでもより実りあるものにする「新たな試みと理論」を取り上げるが、さらに中高大への連携も視野に、日本における英語教育のあるべき姿について、運用英語偏重の風潮に流されることなく、根本から考え直してみたい。
高梨講師 読み書き教育(英語)に予算を惜しむ政府は,生徒たちが成人になった時、その19倍の税金を浪費することになる。先見性のない政治の怖さである。
河原講師 小学校の英語教育(外国語活動)が今年度から必修化された。その行方を、アジア諸国で行われている英語教育の動向と比較しながら、考えていきたい。
安達講師 講演では、これまでの児童の動機づけなどの情意面を調査した結果を報告しつつ、英語教育に拘らない“総合的なコミュニケーション教育”を提案したい。
東野講師 外国語活動の目標達成には、英語を聞いたり、言ってみたりする活動に留まらず、児童が主体的・創造的に課題を解決するタスク型の活動が最適である。
成田講師 日本人が母語とはかけ離れた英語を習得するには言語獲得期における自動習得機能を活用するのが切り札だが教員の英語力など整えるべき課題は大きい。
OBK池亀葉子講師 「児童英語」の是非を巡る大津由紀雄教授との「対決型ワークショップ」を報告。