希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

「常識」覆す屋根汚染(山内知也教授の調査)

屋内の方が屋外よりも放射能値が高い。

そんな驚愕すべき事実が判明した。

このブログでも何度か紹介した友人の神戸大学大学院海事科学研究科・山内知也教授が、福島での調査で驚くべき実態を明らかにした。

本日11月22日の毎日新聞(大阪版は15面)にカラーで大きく出ていた。

まず、冒頭から戦慄する。

《より高い屋内》

― 福島市放射線を計測した感想は?

山内教授 感覚が麻痺してきます。私たちはこれまで大学の実験などで空間放射能の線量が1時間当たり1マイクロシーベルトという場所があれば、それは必ず扉の向こう側で、近づこうとはしませんでした。
0.2マイクロシーベルトでもなるべく作業を避け1~2分で作業を切り上げようとしてきました。ところが、今、避難の対象地域ではない福島市の民家や駅でも1時間当たり1~2マイクロシーベルトあり、そこで人が生活しています。

また、「2階の子ども部屋で1時間当たり0.9マイクロシーベルトという家があります。」

屋根に「放射性物質セシウムがこびり付いて水で高圧洗浄しても落ちない」のである。

本当に胸が痛む話だ。

詳細はぜひ毎日新聞の記事をご覧いただきたい。

また、以下のサイトが参考になる。
http://blogs.yahoo.co.jp/tsukinikawatteoshiokiwo/39190886.html

明日23日からゼミ合宿。
ファイト!