書店に並ぶのは7月4日ごろの予定です。
表紙は、ひつじに扮した私たち4人が、危険な政策に待ったを掛けるという奇抜なデザインです(装丁は上田真未さん)。
ひつじの顔が4人に似ています。(^_^
ひつじの顔が4人に似ています。(^_^
目次は以下の通りです。
まえがき iii
「大学入試にTOEFL 等」という人災から子どもを守るために(江利川春雄) 1
もう一度英語教育の原点に立ち返る(斎藤兆史) 29
英語コミュニケーション能力は測れるか(鳥飼玖美子) 83
座談会「英語教育、迫り来る破綻」 117
英語教育政策年表 160
4 人組獅子奮迅録 164
あとがき 167
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一読して、身体が震えるほどの怒りを感じました。
「これは、学校の英語教育を破壊する」と思ったからです。
「これは、学校の英語教育を破壊する」と思ったからです。
すぐにその危険性を本ブログに書いたところ、たった1日半の間に、通常の20~30倍に当たる6000を超すアクセスがありました。
実に多くの人たちが、この問題に強い関心、あるいは危機感をもっていることを実感しました。
(現在でも、本ブログでは賛成、反対さまざまな立場から活発に議論が展開されています。私たちの反省や自己検証を迫る指摘も少なからずあります。)
同じ頃、慶応大から明海大に移ったばかりで多忙な大津由紀雄さん、東大の駒場から本郷に移って間もない多忙な斎藤兆史さん、NHK「ニュースで英会話」などのレギュラー番組等で超忙しい鳥飼玖美子さんも、この問題に強い危機感を抱いていることがわかりました。
(忙しい人ほど危機に敏感なのかなあ・・・)
(忙しい人ほど危機に敏感なのかなあ・・・)
4人には、マスコミ等の取材も相次ぎました。
その概要も、本書の「4人組獅子奮迅録」に収めてあります。
その概要も、本書の「4人組獅子奮迅録」に収めてあります。
4月28日には4人で緊急座談会を開き、その模様は本書にも収めました。
しかし、基本的な問題点については、本書をお読みいただければ理解いただけると思います。
日本の外国語教育をどうするか。
その本格的な議論は、まだこれからです。
その本格的な議論は、まだこれからです。
本書がその一助となり、次に続く世代の人たち(特に50歳以下)が、さらに理論と実践を深め、行動してくれることを願っています。