希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

協同学習を取り入れた模擬授業演習(1)

5月末から教育実習に行く学生もいるなか、ゼミでは模擬授業演習を開始しました。

もちろん、アクティブ・ラーニングの中でも最もディープな「協同学習」を取り入れることが条件です。

頭ではわかっているつもりでも、いざ自分の授業の中に協同学習を効果的に取り入れるとなると、準備も実行も大変です。

なんせ、自分自身が小・中・高・大を通じて、協同学習による授業をほとんどまったく受けたことがないのですから。

まさに手探り。

厳しくダメ出しをされながら、学生たちは毎年、たくましく授業力を付けていきます。

ゼミ以外でも、さまざまな学生たちの模擬授業や教育実習での授業を目にしますが、私のゼミの学生による授業が際立って優れているように思えるのは、指導教員のひいき目でしょうか。(^_^;)

次回も容赦ない(しかし、暖かい?)ダメ出しで、協同学習による卓越した授業実践力を求めていきます。

詳細は真鍋君のゼミ報告をご覧ください。

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なお、上山晋平先生が『英語教師のためのアクティブ・ラーニング ガイドブック』(明治図書、本体2,100円)を出されました。

一気に読ませて頂きました。

たいへん具体的・実践的で、とても良い本ですので、ぜひご一読をお勧めします。