希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

協同学習の模擬授業+新英研和歌山支部総会・例会+和英研総会・例会

盛りだくさんの情報をお届けします。

まず、5月19日のゼミ紹介。

僕が行く前に、すでに学生たち(院生を含む)は自主的に模擬授業演習を行っていました。

協同学習を取り入れた授業実践です。

たくさんのコメント(ダメ出しも)をもらいながら、着実に力量を上げているようです。

詳細は池田さんのゼミ報告をご覧ください。

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次に、今週末の5月28日(土)に二つのイベントが和歌山大学で開催されます。

非会員も自由に参加できますので、どうぞお越し下さい。

2016年度新英研和歌山支部総会・例会

5月28日(土)午前10時~12時

会場:和歌山大学教育学部人文棟4階 英語合同研究室(人文410)

内容
1 総会
  1 前年度活動報告
  2 今年度活動計画
  3 その他

2 研究会
(発表の順番は仮のものです)
  1 雑誌新英研連載中の教師の裏ワザ生披露 (中学 大野先生)
 アドベンチャー型協同学習実践の一人者、大野先生から、現在雑誌新英研で連載中の授業で生徒がアクティブに活動できるあの手この手をライブで紹介いただきます。

  2 工業高校でやってみた帯活動実践報告(高校 中西)
  「英語は赤点を取らん程度に仕方なく勉強する教科やないんや。生きた言葉なんや!」そのメッセージを伝えるべく、工業高校で試行的に実践中の「仲間と語り、励まし合う楽しい会話帯活動」を実演させていただき、参加者のみなさんと課題点や改善点を深めたいです。

  3 新著『英語と日本軍』の紹介と討論
 和歌山大学・江利川先生の新著『英語と日本軍:知られざる外国語教育史』(NHKブックス)の内容について、著者ご本人をまじえて話し合います。日本の外国語教育政策に対する深い課題意識のもと、綿密な資料研究、関係者への取材等、長年の研究の集大成を示された力作で、各方面から絶賛の声が上がっています。戦前の軍の外国語教育政策の問題点や戦後との連続性を問い直しながら、現在、財界や政府が押し進めている「グローバル人材育成」ための英語一辺倒の外国語教育政策の問題点を深める話し合いができればと思っています。

4実践交流 その他

参加費: 会員は無料。非会員は参加費一般1000円学生500円。当日の会員登録も可能です。年会費は、一般1000円学生500円。会員登録をすると、研究会など今年度の支部行事に無料で参加できます。

2016年度第1回和歌山英語教育研究会および総会

(既報)

日時:5月28日(土)13:00~16:30(ただし、役員は13:00より役員会)

会場:和歌山大学 観光学部棟 T101教室(〒640-8441和歌山市栄谷930電話050-5849-5648)
アクセス
http://www.wakayama-u.ac.jp/access.html
キャンパスマップ
http://www.wakayama-u.ac.jp/c-map.html

内容:
13:30 総会(会員のみ)
14:00 受付
14:15 発表

タイトル:「英語授業のつぼ」

発表者:上本晋之先生(大阪府四條畷市四条畷西中学校)

要旨:授業する上で、ここを押さえればうまくいく、というものを東洋医学の「ツボ」という名称を借りて講演の表題としました。授業名人たちの指導技術や技法のツボはたくさんあります。今回お話しするのは、数多あるツボの中で私が実践しているものです。リズムとテンポのある授業の進め方を体験していただきたいと思っています。また、学び合う姿勢を育てるために私が実践していることをご紹介します。今年1月に行った研究授業の様子もお見せしたいと考えています。

15:45 休憩
15:55 質疑応答
16:25 諸連絡
16:30 閉会
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17:00 懇親会(実費自己負担):「赤鬼本店」(〒640-8451和歌山市中347-1電話073-455-7954)

資料代:会員無料、非会員一般300円・学生200円

入会方法:年会費(一般1,000円、院生・学生700円)を当日受付でお支払いください。例会は年5回開催予定です。

メーリングリスト:件名「WASETのML登録」、本文に「登録アドレス(複数可)」と「お名前」をご記入の上、下記の問合先までご送信いただくか、受付でアドレスをご記入いただきますと毎回ご案内をお送りします。

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