希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考える、和歌山大学江利川研究室のブログです。

都立高校入試へのスピーキング導入問題

講談社「現代ビジネス」(オンライン版 2020.6.11)に,ジャーナリストでライターの田中圭太郎氏による「高校入試『英語スピーキングテスト』が、日本の英語教育を破壊する / 来年度から都立高校入試で始まるが…」が掲載されました。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/73202

 

6ページにおよぶ本格的な記事で、東京都教育委員会が高校入試に導入しようとしている英語スピーキングテストの問題点について鋭く指摘しています。

私も取材を受けましたので、ここに紹介します。

 

大学入学共通テストへの英語民間試験導入のときもそうでしたが、私たち英語教育関係者がどれほど学理を尽くして反論しても、なかなか世間には浸透せず、政策は変わりません。

ですので、今回のように、大きなメディアに載せて,広汎な人々に問題提起することはとても大切なことだと思います。

新型コロナ禍で教育や入試のあり方が問われており、また都知事選を前に、時期的にもタイムリーだと思います。

 

目次

懸念される「採点の公平性」

採点者が何者なのかわからない ■誰が、どう採点するのか?

家庭の経済力が影響してしまう ■学力格差の拡大を招く

中学英語の「難化」に耐えられるか ■むしろ「英語力低下」のおそれ

エリート教育を進めたいのか? ■「スピーキング」導入した岩手のその後