希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

朝日新聞に日本人名の英語表記について意見を掲載

11月20日の大学祭ライブが過去最大の盛り上がりのうちに終了し、その晩に関西空港から羽田へ。
英語教育史学会から日曜夜の飛行機で戻り、翌月曜と火曜日はゼミ合宿で有田川町清水の古民家に。

で、その合宿先に朝日新聞からFAXが届き、ゲラの最終校正をしました。

その結果、11月24日(水)の朝日新聞朝刊のオピニオン欄「異議ありに、インタビューに答えるという形で、日本人の人名の英語表記に関する私の意見が掲載されることになりました。

この問題では、ブログに日本人名の英語表記の歴史を掲載して以来、のべ30近いコメントをいただき、反響の大きさに驚きました。

そうした次第で、一度きちんと意見を発信しておこうと思った矢先に、朝日新聞編集委員の刀祢館正明さんと写真部の伊藤菜々子さんが、わざわざ和歌山大学の私の研究室まで訪ねてきて下さり、たいへん熱心にインタビューをしてくださいました。

顔写真も出てしまうし、年齢もバレるので恥ずかしいですが、大事な問題ですので引き受けた次第です。
ブログに寄せられたコメントや先行研究からも多くを学びました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

なお、オピニオン欄ですので、やや刺激的な表現も使っております。たとえば、政治家には「名前は主権の一部だという自覚がほしい」、「自分の名前を大事にできない人は、他人の名前も大事にできない」などです。

議論を挑発することが、このコーナーの一つの目的だと思いますので、どうかお許し下さい。

では、明日24日の朝日新聞をご覧の上、ぜひまたコメントをお願いいたします。
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