希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

2つの講演を終えて

8月もいよいよ終わり。
すでに新学期が始まった学校もあります。
こんな暑い時期に無理しなくていいのにと思いますが。

と言いつつ、僕も働いているのですよ。
この8月27日(土)は京都市で、28日(日)は岡山市で講演をしてきました。

内容は微妙に違いますが、どちらも「協同と学び愛」がキーワードで、「協同学習」を取り入れた授業改善についてお話ししてきました。
下の写真は27日の「京都産業大学 英語教育研究会 平成 23 年度 公開講座」でのものです。

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両日とも、遠く愛知県や香川県などから参加された熱心な先生もおられ、いつもながら元気をもらいました。ありがとうございました。

京都産業大の研究会修了後はビアホールでの懇親会で、熱い議論も交わされ、とても楽しかったです。
大和隆介先生(外国語学部長)の企画力・指導力にはあらためて脱帽しました。

京都から新幹線で岡山市へ。
28日の講演は午後からなので、午前中に「後楽園」を見学しました。
江戸時代の風情を残した名庭園です。

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1人での散策はちょっと寂しかったですが、その後は講演を企画された豊田先生、大阪外大での教え子でもある矢吹先生と合流し、イタリアンのお店Appetito(アペティート)でランチをご一緒しました。

目の前の石窯で焼いたナポリ風のピッツァ、そしてパスタがとても美味しかったです! 

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講演会場の県立図書館はとても素晴らしい設備で、なにより中学校や高校の先生方を中心としたみなさんの熱心さに感動しました。

岡山でゆっくりしたかったのですが、実は和歌山市内で午後7時から大学院生との夕食会があります。
院生の1人が9月からアメリカの大学院に1年留学。
別の1人が9月一杯、タイ北部の農村でのスクールボランティアに行くのです。

ですから、新幹線で文字通り飛んで帰りました。
和歌山市駅まで娘に車で迎えに来てもらって、会場の「炭炭」到着がギリギリ7時。セーフ!

いやあ、みんなよく食べ、飲みました。

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みんな大きく、たくましくなって帰ってきてもらいたいと思います。
なにより、健康を第一に。

といった濃密なスケジュールをこなして自宅に戻ったら、本が届いていました。
柳瀬陽介・組田幸一郎・奥住桂編集の『成長する英語教師をめざして 新人教師・学生時代に読んでおきたい教師の語り』(ひつじ書房です。

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詳細は以下をご覧ください。  
http://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-89476-542-9.htm

すばらしい本に仕上がりました。
僕も「第6章 縦と横のつながりを大切にする」で「歴史的感覚を身につける」を執筆しています。

ぜみお読み下さいね。