希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

国会図書館関西館で展示会「日本人と英語」

国立国会図書館 関西館で「日本人と英語」と題した展示会を開催しています。

本日、行かれた同僚の先生よりお知らせいただきました。

レアな貴重本というよりも、日本人と英語とのかかわるを考える上で欠かせない本が並んでいます。

展示の最後は、なんと、僕の本『日本人は英語をどう学んできたか : 英語教育の社会文化史』(研究社、2008)です。
うれしいなあ!

よろしければ、ぜひお運び下さい。

日時:2011年 8月18日(木) ~ 9月20日(火) (日曜・祝日は休館)

会場:国立国会図書館 関西館 地下1階 総合閲覧室
  (所在地:〒619-0287 京都府相楽郡精華町精華台8-1-3)
   →アクセスマップ

お問い合わせ先:
国立国会図書館 関西館 資料案内
tel: 0774-98-1341

(趣意文より)

 平成23年度から全国の小学校で、原則として英語を扱う「外国語活動」が必修となりました。これにちなみ関西館では8月18日(木曜日)から9月20日(火曜日)の間、総合閲覧室において「日本人と英語」と題して、日本の近現代における英語学習の歴史をたどる小展示を開催します。

 今回の展示では、江戸期以降の辞書、明治期以降の教科書、学習参考書、そして英語必修化をめぐる現代の議論に関する資料を展示します(一部は復刻版)。また、日本で英語が広がった時代の世相を伝える資料として、明治期の翻訳書や西洋文化の理解に貢献した外国語学校の年史を取り上げ、日本人が英語の学習に、そして外国の文化の摂取にどのように取り組んできたのかをご紹介します。