希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

「受験英語 学びがい満点」(日経新聞2011.7.4)

30年ぶりの大学同窓会が実現できたのは、一つの新聞記事のおかげでした。

その記事とは、日本経済新聞2011年7月4日(月)朝刊の「文化欄」(最終ページ)に掲載された受験英語 学びがい満点:明治に始まる参考書類を収集、その歴史をひもとく」

この記事を見た大阪市大同期の岡田君がメールをくれたことから全ては始まったことは、前回書いたとおりです。

この記事を読まれた多くの方からメールやお手紙をいただきました。

なかには、ご自分が学生時代(戦前)にお使いの参考書(小野圭次郎の英文法)やコンサイス英和辞典などをわざわざ送って下さった方もおられました。

ブログで取り上げて下さった人もおられます。例えば、転職支援会社の社長さんは以下のようにコメントされています。
  http://www.i-am.jp/blog/?p=2341

感謝です。

英語教育関係者で日本経済新聞をお読みの方は少ないと思いますので、記事をご紹介します。

なお、この記事は私の談話に基づく記者(東京本社)の聞き書きです。

私自身は拙著『受験英語と日本人』(研究社、2011)で述べているように、「受験英語」を全面的に肯定しているわけではありません。

また、大学で入試委員長も経験し、現行の競争主義的な入試制度の重大な欠陥と打開策についても言及しています。

その上でお読みいただければ幸いです。
(右下をクリックすると拡大します。)

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