希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

放射能観測を中止ーー気象庁よ、お前もか!

朝日新聞に連載中の「プロメテウスの罠」は実に面白い。

本日11月7日からは「観測中止令」

気象庁気象研究所が1954年から続けてきた世界最長の放射能観測が、3月31日に突然に予算を打ち切られた」という驚くべき内容。

3.11の原発事故による放射能ばらまき事故によって、これまで以上に放射能の観測態勢を整えなければならない、まさにそのときに、観測中止命令が出されたのである。

命令はなんと3月31日の午後6時。
気象庁(本庁)の企画課から突然、電話があり「明日から放射能観測の予算は使えなくなる」との一方的な通達。

福島原発事故に対応するため、関連の予算を整理すると文部科学省から本庁に通達があった」とのこと。

その文部科学省がどれほど放射能測定値や予測を隠してきたかはご存じの通り。

「国家」とは、「役所」とは、いったい何なのだろうか。

電力会社、原発関連会社、財界を守るためなら、国民の命など虫けら以下とでもいうのだろうか。

最後に写真を一枚。

いま、こんなプラカードを持った若者が反原発デモに参加している現実が、かすかな救いだ。
http://twitpic.com/7ba1e6


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