希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

済州島の魅力

8つある締切原稿をものともせず、韓国・済州島(チェジュ島)に行ってきました。
一昨年のゼミ卒業旅行以来です。

目的は、頭を空っぽにリセットすること。
パソコンも、メールも見ない日が続いたのは久しぶりでした。

済州島といえば、やはり魚介類のうまさ。

古代から「耽羅」(たんら;15世紀まで独立王国)のアワビとして有名でした。

イメージ 1
ということで、一押しはアワビ料理。
お刺身はコリコリして磯の香りたっぷり。
アワビ・ステーキも、アワビの釜飯も最高でした。
イメージ 2

磯の香りといえば、「ウニわかめスープ」も絶品。

済州島名物である黒豚のステーキも旨かったです。
肉を炭火であぶってハサミで切って食べます。
マッコリ酒との相性も最高です。

イメージ 3
朝・昼・晩どの食事にもたくさんのキムチが付きます。↓
皿が空くとお店の人がどんどん足してくれますから、大量の野菜を摂ることになります。
それに、唐辛子のカプサンシンは脂肪の燃焼を促すとのこと。
そういえば、韓国の女性は肌がきれいですよね。
イメージ 4

キジのしゃぶしゃぶもいただきました。
さっぱりとして美味しいです。

イメージ 5
それに、やはり韓国料理の定番「石焼きビビンバ」。↓
僕は、おこげのところが大好きです。
イメージ 6

食事の話ばかりでごめんなさい。<m(_ _)m>

済州島はハルラ山(1950m)の噴火によってできた火山島。
この聖なる山は世界遺産。一瞬だけ顔を出してくれました。

イメージ 7
溶岩の島なので、家も畑も溶岩の石垣で囲まれています。↓
イメージ 8

その溶岩を削って作られたのがトルハルバンという守り神。
「石のおじいさん」という意味で、寺院や市場の入口など、島のあちこちで見かけました。

イメージ 9

前回の済州島ゼミ旅行が島の東部を回ったので、今回は南部を観光しました。

東洋最大といわれる薬泉寺は、さすがに巨大。
極彩色の寺院で、ご本尊の仏像もカラフル。
古代の日本の寺院も、本来はこうだったのだろうと想像力をかき立てました。
イメージ 10
天女が降りてきて沐浴を楽しんだと言い伝えられる天帝淵瀑布への散策も楽しい時間でした。↓
イメージ 11

済州島の南部は海の美しいところ。

イメージ 12
映画「シュリ」の撮影は、このあたりで行われたとのことです。
イメージ 13
火山島だけあって、溶岩の結晶ともいえる柱状節理を見ることもできました。↓
イメージ 14


僕は海外旅行で必ず行くのが市場の見物です。
その土地に暮らす人々の生の生活を垣間見ることができるからです。

済州島では東門市場に行きました。
食料品を中心に、とても活気のある市場でした。

イメージ 15
イメージ 16

びっくりしたのは、ブタの頭がそのまま売られていたこと。

イメージ 17
韓国ではブタは金運を招く縁起のいいもの。
なので、結婚式などのめでたい席などではブタの頭をテーブルの上にでーんと置いて祝うそうです。
そういえば、ブタもなんとなく嬉しそうな表情をしていますね。
イメージ 18
これも済州島名物の甘鯛の干物が丸く並べられ、壮観でした。↓

明日から2012年。辰年ですね。

ということで、済州島の最後は龍頭岩へ。
溶岩が龍の形をしており、その尾は海に没しています。

イメージ 19

2012年が皆さまにとりまして、良い1年でありますことをお祈りいたします。