きょうから春3月。
例年になく厳しい寒さが続きましたが,和歌山ではようやく春の気配が漂ってきました。
梅の花も満開です。
もう少しすると,
和歌山大学の山の下にある私の自宅周辺でもウグイスの鳴き声が聞こえてくるはずです。
そんな早春の3月1日ですが,この日は重い歴史を背負った日でもあります。
この日の歴史を忘れないために,今日届いたある人からのメールより,一部を紹介させていただきます。
58年前の1954年3月1日、
ビキニ環礁で
第5福竜丸は
被爆し、無線長だった久保山愛吉さんがこの半年後に死亡した。
死の灰をかぶったマグロ(原子マグロ)は、廃棄し埋められた。
93年前の1919年3月1日、日本の植民地
支配下の朝鮮・ソウルのパゴダ公園で「独立宣言」が読み上げられ、
独立万歳運動は朝鮮全域に広がり、1,500回をこえるデモののべ参加者は200万人を超えた。
日本側は
憲兵や巡査、軍隊で、これを弾圧し、7,500人を殺したという。
福島原発事故が全く収束せず、逆に
原発再稼動がもくろまれているとき、
また、排外主義が社会にはびこり、朝鮮高校が今も無償化から排除されている今、
この2つの歴史的事実は、3月1日をもってつながり、現代の、まさに今起こっている2つの重大問題の本質部分でもつながっている。