希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

新英語教育研究会和歌山支部スタート!

3月14日(土)

和歌山大学において、新英語教育研究会和歌山支部の再建総会と研究例会が開催されました。

新英研和歌山は、中学校を退職された橘弘隆先生が、長らく(15年以上)お一人で事務局機能を担ってこられました。

全国大会や関西ブロックのご案内も橘先生がすべて作成され、数十通、ときに数百通の封筒に貼る切手もすべて自腹でした。

こうした橘先生の献身的かつ粘り強い活動に支えられて、晴れて「和歌山支部」として再建できました。
橘先生に、まず深い感謝を捧げます。

さて、朝の10時から始まった総会には、最長老の橘先生から、教員志望の学部学生まで、予想を超える19名もの方が集まってくれました。

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このほか、総会には来られませんでしたが、県内にはまだ8人の会員がおられます。
今後、ネットワークを組んで参ります。

関西ブロックの奥西さん(京都)、長谷川さん(大阪)、鎌田さん(大阪)も駆けつけてくれました。

総会では、江利川(和歌山大学)の開会の挨拶に続き、中央常任委員を代表して長谷川さんのメッセージ、橘先生による和歌山での活動の紹介がなされました。

続いて、「和歌山新英語教育研究会規約」案が審議され、一部修正の上、可決承認されました。

その後、支部役員の選出へと進み、支部長に中西さん(高校)、事務局長に大野さん(中学校)、事務局員に船津さん(会計:中学校)、上野さん(高校)、江利川(大学)、顧問に橘さんが選出されました。

以上で総会を終え、研究例会へと移りました。

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報告1 日本の英語教育は、どこへ向かおうとしているのか?
    江利川 春雄(和歌山大学

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報告2 中学校における協同学習を取り入れた英語授業の実践的研究
    大野 傑(和歌山大学教育学部附属中学校)

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公立中高校教諭へのTOEIC強制、中3全員への英検3級強制受験の動きをめぐって 
   中西 毅(和歌山工業高校)

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再建と同時に、さっそく3本もの研究発表で、熱い討論が交わされました。

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平和と民主主義の精神で、人間性を育む英語教育のために、新英研和歌山は全国の仲間とともにがんばります。

どなたでも会員になりますので、ご希望の方は和歌山大学の江利川までご連絡ください。
erikawa[@]center.wakayama-u.ac.jp  *[@]を@にしてください。

ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。