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「日本人と英語の出会い」ですと、歴史上最初の日本人と英語の接触では、現大分県臼杵市沖の豊後黒島へお出で頂きたいと思います。
オランダ船リーフデ号に乗船していた三浦按針〔ウィリアム・アダムス〕。1600年のことです。
「日本人と英語の出会い」ですと、歴史上最初の日本人と英語の接触では、現大分県臼杵市沖の豊後黒島へお出で頂きたいと思います。
オランダ船リーフデ号に乗船していた三浦按針〔ウィリアム・アダムス〕。1600年のことです。
西洋との接触で日本史を学び直すと現在の沖縄問題の起源が見えてくるような気がします。
1550年頃の種子島の鉄砲伝来や、1600年のオランダ船リーフデ号の遭難・豊後黒島漂着など16・17世紀、沖縄は琉球王朝であり、「日本」ではない。地理的に考えて西洋が沖縄と先に接触しているはず。
1550年頃の種子島の鉄砲伝来や、1600年のオランダ船リーフデ号の遭難・豊後黒島漂着など16・17世紀、沖縄は琉球王朝であり、「日本」ではない。地理的に考えて西洋が沖縄と先に接触しているはず。
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まさに,おっしゃるとおりですね。
長崎での英語学習の契機となった1808年のフェートン号事件も,ヨーロッパにおけるイギリスの覇権と,オランダの没落を抜きには語れません。
さて,「日本人と英語の出会いをたどる旅」の2日目は,高知県に移動します。
開国の立役者・ジョン万次郎
万次郎が幕末・明治維新の変革期に万次郎が果たした役割は大きい。
本場仕込みの英語だけに、たとえばNew Yorkは「ニュウヨゥ」と記されており、彼の発音表記は英米人にも立派に通じるらしい。
幸いにも,このレアな本はいま乾隆著『ジョン万次郎の英会話』(ジェイ・リサーチ出版,2010)で本文が復刻されており,現代語訳に加えて朗読のCDまで付いている。オススメだ。
(つづく)