希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

12.15 中京大講演会「いま英語を教えるということ」

2012年度 中京大学 国際教養学部 講演会

英語教育政策の異常さを告発し続ける、大津由紀雄さん(慶應義塾大学)と斎藤兆史さん(東京大学)が、またもガツンとやってくれます。

中京大学国際教養学部で、来る2012年12月15日(土)に以下の講演会を開催いたします。

テーマ: いま英語を教えるということ

会場:  中京大学(名古屋キャンパス)0号館(センタービル)2F ヤマテホール
     →アクセスマップ

日時: 12月15日(土)14:00~17:30

参加費: 無料
申込: 不要(直接会場にお越し下さい)

プログラム:

第1部:「言説を排してはじめて見えてくる英語教育のあり方」(入門期英語教育:言語学の知見から)
大津由紀雄慶應義塾大学言語文化研究所教授)

第2部:「英語教育の基本は上質の英語を教え学ばせること」(中・上級期英語教育:文学の知見から)
斎藤兆史東京大学大学院教育学研究科教授)

第3部: 全体討論 司会進行 板倉厳一郎(中京大学国際教養学部准教授)

内容:
「英語は早く学ばせたほうがよい」、「英語は英語で教える方が良い」、「文法よりもまず会話」など、その効果も経験的裏付けもはっきりしない言説に、昨今の英語教育はかなり振り回されている感があります。
「国際化」、「コミュニケーション重視」といったことばにも踊らされ、具体的にどうしたらいいのかわからないという英語教師も少なくありません。
「学生にきちんと英語を学んでほしい」という思いはあっても、「自分に一体何が出来るのかわからない」、「良い教育の試みがあるなら知りたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか?

今回の講演会の目的は、そのような思いをお持ちの方々にお越し頂き、みんなで英語教育のあるべき姿を議論し、ご自身がどう英語教育に貢献できるかを考える機会にして頂くことにあります。

英語教師を目指している大学生・大学院生、まだ英語教師を始めたばかりの先生、英語教育の難しさに直面し自分の教育の軸となる何かをお探しの小・中・高・大の先生、英語教育に関心をお持ちの皆様、みんなで日本の英語教育のあり方を一緒に考えましょう。


お問い合わせ先:野村昌司(toiawasechukyo@gmail.com


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