希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

「英語教育、迫り来る破綻」のその後

7月14日の4人組講演会「英語教育、迫り来る破綻:みんなで考え、行動しよう!」から、あっという間に1週間上が経過しました。

その後の動向をお知らせします。

1. まずは嬉しいニュース。
ブックレット『英語教育、迫り来る破綻』(ひつじ書房)の増刷(重版)が決定しました。
初版の発売は7月5日で、は3500部印刷しましたが、わずか2週間で重版決定です。

政府・自民党の「大学入試にTOEFL等」などという無責任な方針に対して、どれほど多くの教育関係者や国民が怒りと危機感を感じているかが、改めて示されたと思います。

ぜひ周囲にもお声がけいただき、議論を深め、日本の学校の英語教育をより良くするために、知恵を出し合いましょう。

2. 講演会「英語教育、迫り来る破綻:みんなで考え、行動しよう!」に参加いただいた皆さんが、講演内容を紹介したり、有益なコメントを書かれています。
幾つかを紹介しましょう。

講演の内容が詳しいのは、「もちサバ日和」さんのブログ
http://mochisava.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html

同じく、「◯◯な英語教員に、おれはなる!!!!」さん。
http://d.hatena.ne.jp/thunder0512/20130715/p1

同じく、「虚往実帰」さん。
http://inspire2011.blog.fc2.com/blog-entry-1338.html

以前も紹介しましたが、きわめて鋭いコメントをされているのが、柳瀬陽介さんの「英語教育の哲学的探究2」
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2013/07/714.html

気持ちがよく伝わってくるのが「English Time with あーちゃん」さん。
http://englishtimewithakr.blogspot.jp/2013/07/714.html

同じく、「こどもと英語であそぼ!」さん。
http://ameblo.jp/yukicaw/entry-11573527624.html

「Intellectual Horizons」さん。
http://d.hatena.ne.jp/Y34/20130715/1373895877


3. 『ニューズウィーク日本版』7/23号の特集「世界一英語が苦手な日本人へ: TOEFL時代を制する英語術」について。

斎藤兆史さんや私もインタビューに応じ、それぞれのコメントが載っています。

この特集については、ぜひ松井孝志さんの「「時代論」に流されないために」をお読みください。
http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20130720

4. 7月27日-28日は静岡県伊東で開催される「学びの共同体」研究会の夏期研修会に参加します。
北田佳子さん(埼玉大学)とともに、英語分科会の提案者となっています。

前日は、東京都内某所で4人組+友人たちによる『英語教育、迫り来る破綻』の完成祝賀会というか、呑み会。
楽しみ!!