希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

裁判で原発再稼働を止めよう

2014年5月21日、福井地裁は大飯原発3、4号機の運転差止を命ずる、歴史的な判決を下しました。
http://nonukes-kyoto.net/?p=659

判決では、原発から250km以内の住民が当事者だと述べています。
そうなると、私が住む和歌山県を含む近畿一円も、福井県原発群の当事者だということになります。

福井の人たちに続き、いま京都脱原発弁護団原告団関西電力大飯原発の運転差止などを求め、京都地裁に提訴しています。

福井判決に続き、京都地裁でも大飯原発差止の判決が出れば、大阪高裁がこれらの判決をくつがえすのは難しくなるでしょう。
そうなれば、全国の原発廃炉に追い込む道が開けると思います。

地震大国、火山大国の日本に、危険きわまりない原発が存在する余地はありません。

現在、京都訴訟の原告は約2000名ですが、数は力なので、あと1000人の原告を増やそうと努力しており、いま第三次原告を募集しています。
http://nonukes-kyoto.net/?page_id=544

私たち和歌山県民も、近畿一円の皆さんも、「当事者」として、この京都脱原発訴訟の原告団に加わり、大飯原発とすべての原発の再稼働を許さない取り組みに加わりませんか。

もちろん、私も原告に加わりました。
関心をお持ちの方は、ぜひ京都訴訟原告団のホームページをご覧ください。
 http://nonukes-kyoto.net/

ご質問等は原告団事務局にお尋ね下さい。
kyotodatsugenpatsubengodan[@]gmail.com  *[@]を@にしてください。

和歌山県民の方は、江利川に御連絡下さい。
 erik[@]jtw.zaq.ne.jp *[@]を@にしてください。

なお、今後、脱原発に向けた訴訟の意義を学び、原告団参加者を増やすために、京都訴訟原告団長の竹本修三氏(京都大学名誉教授)を和歌山にお招きしたいと計画中です。

ご協力をよろしくお願い申し上げます。


(追記)
なお、原告になるには5000円かかりますが、この件につき竹本団長から以下の説明を受けております。

(引用開始)

大飯原発差止京都訴訟の原告になっていただくためには、参加費が5000円かかります。このほとんどは訴訟の際の収入印紙代に消えてしまい、弁護士費用も出せません。印紙代が高額なのは、大飯原発が稼動していると不安でたまらないので、大飯原発が動いている期間は原告1人につき、月1万円の損害賠償費を払え、という訴訟になっているからです。

我々が5000円を払って裁判に勝って、それで原発を止められればそれでいいですが、われわれが勝ってもそれでも関電が大飯原発を再稼働すれば、原告1人につき月1万円が入ってくることになります。ですから関電が1ヶ月大飯原発を再稼働すれば、原告費用は帰ってくることになりますので、どうか5000を払って原告になって頂きたいです。

(以上引用終わり)