希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

英語教育 東へ西へ(3月の活動予定)

3月ですね。
春です。

その春の活動(蠢動?)は1日の東京講演からスタートします。

例によって、備忘録を兼ねて、当面の活動計画を書いておきます。(そう、最近忘れっぽくて、ダブルブッキングしたりして・・・)

ぜひ、お目にかかりましょう!

(ぼやき) 3月は戦後70年と英語教育にかかわる本を執筆するために、なるべく仕事を入れないつもりだったのですが、けっこう詰まってしまいました・・・

それに、3月中には「卒業記念ライブ」もやらないと・・・

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○ 3月1日(日) 「これからの英語教育を考える集い」(東京)

時間:13:00~17:00

【 第Ⅰ部 講演の部 】
講 演「英語教育をめぐる危険な動きと私たちの課題」
 江利川 春雄(和歌山大学

ミニ講演①「求められる小学校英語の在り方」
 瀧口 優氏(白梅学園大学

ミニ講演②「英語教育に『すべての子どもへ』の視点を」
 柳沢 民雄氏(東日本国際大学

【 第Ⅱ部 実践報告の部 】
小学校から 綾部  文氏
 「学校生活と結びついた英語活動 ~テーマ別学習を活用して~」

中学校から 大栗 健二氏
 「一人一人がつながる授業 ~4人班の活動を通して~」

参加費
一般:1,000円、学生:500円
*当日、受付でお支払ください。

参加お申し込み
フォーム: https://www.facebook.com/events/508936572541996/
ファックス:03-3946-3942(三友社出版)
メール:shin-eiken-tsudoi@sanyusha-shuppan.com(三友社出版)

会場:立正大学品川キャンパス 3号館335教室
 東京都品川区大崎4-2-16(JR大崎駅から徒歩5分、東急池上線大崎広小路駅から徒歩1分)

主催:新英語教育研究会
後援:小学校テーマ別英語教育研究会



○ 3月8日(日)フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2015(和歌山城

午前10:00開始、午後3:00まで。

会場:和歌山城西の丸広場

内容:ステージ企画、ブース企画、全体集会、アピールパレードなど。

当日は、10:48ごろから竹本修三さん(大飯原発差止京都訴訟原告団長、京都大学名誉教授)のアピール「原発再稼働は認めない。すべての原発廃炉に!」もあります。

また、僕も加わっている京都訴訟原告団のブース(テント)も会場に設置されます。
そこでは、京都訴訟への参加受付もしていますので、ぜひお越し下さい。

当日、僕は会場入口付近で「大飯原発差止京都訴訟原告団への呼びかけ」ビラを配布していますので、お声がけ(できれば協力)をお願いします。

また、原告団のブースには福島第一原発の事故で京都に避難している福島敦子さん(原発賠償京都訴訟・共同代表)も来られますので、ぜひお話しをお聞きください。

原発再稼働を止めましょう!



○ 3月14日(土) 新英研和歌山支部再建総会 および 和歌山英語教育研究会(和歌山市

この日は3つの会合が、和歌山大学教育学部講義棟L203教室であります。

10:00~12:00 新英語教育研究会和歌山支部 再建総会

長らく活動が休止していた新英研和歌山支部を再び立ち上げます。

総 会 今後の進め方、役員など

報告1 日本の英語教育は、どこへ向かおうとしているのか?
    江利川 春雄(和歌山大学

報告2 中学校における協同学習を取り入れた英語授業の実践的研究(仮題)
    大野 傑(和歌山大学教育学部附属中学校)

歓談会

13:00~14:00 中部和歌山大会実行委員会 

14:00~16:30 和歌山英語教育研究会 2014年度第5回例会

タイトル:The SANKAKU---創造性を保証するアクティブラーニングを目指して---

発表者: 中西 毅先生(和歌山工業高等学校和歌山大学大学院)

要旨:「高卒で英検準1級程度の学力を」「中学校でも英語で授業を行うことを基本とする」「すべての学校でCAN DO LISTを設定する」グローバル人材育成の名の下、矢継ぎ早に声高く提案される数々の英語教育政策とはウラハラに大多数の中高生は、学校で英語を学習することに必然性ややりがいを見いだせず、極めて受身的に英語の授業や英語学習にのぞんでいるのが現状です。
 その背景は「英語の授業はテキストを訳せば終わり」「ランク付けのためだけの一方的な学習評価」「ある一定の決められた学習内容をどれだけ暗記できたかだけが求められる学習」に代表される「旧態依然とした「授業の常識」の無変換」にあることは否めません。
 もう一度、子どもたちの手に、「学校」を「学習」を「授業」を取り戻すために、「子どもたちが主体となる学習」を英語の授業においてどう実現していくのか、「協同学習」「創造性のあるアウトプット活動」「生徒も参画する評価方法」を3つのキーにして、その「理念と手法」を、オールイングリッシュならぬ”Workshop Only”の手法で、参加者の皆様と深められたらと思っています。


17:00 懇親会:「赤鬼本店」(〒640-8451和歌山市中347-1番地 ℡073-455-7954)

資料代:会員無料、非会員一般300円・学生200円



○ 3月15日(日)日本英語教育史学会研究例会(大阪)

時間:14:00~17:00

会場:四天王寺大学あべのハルカスサテライトキャンパス 23F(大阪市阿倍野区

①英語教育史入門セミナー(第1回)「小学校英語教育は戦前から行われていた」
     江利川 春雄(和歌山大)

【概要】小学校英語教育の歴史と研究法を、予備知識のない人にもわかるようにお話しします。英語教師の確保、開始学年と時数、国語教育との関係、教材や教授法、中学校との整合性など、明治時代から試行錯誤を重ねてきました。そうした先人たちの思索と実践から謙虚に学び、現在の問題を解決する手がかりを得ましょう。子どもたちを犠牲にしないために。*戦前の小学校英語教科書・教材も展示します。

②研究発表「明治初期の教科書調査から見た公立小学校英語教育の研究:大阪愛日文庫所蔵教科書を中心に」
     田畑 きよみ(東京大学大学院)

【概要】大阪府では明治6年に英語専門学校の欧学校を設立した。設立にあたって選抜された10歳以上の小学生が受験したが試験に合格した生徒の中に東大組第十三区小学校(後の愛日小学校)在校生がいた。当時は教科書が不足していたため学校に教科書が保存されていることは稀であるが、同校の教科書には複数の洋書を初めとした英語書籍が含まれる。学校所蔵教科書を調査することにより、明治初期公立小学校での英語教育の内容が類推できる。

<問合せ先>  四天王寺大学 教育学部 拝田研究室(拝田 清)
メール:khai4415@shitennoji.ac.jp



○ 3月16日(月) 岸和田市立久米田中学校での研究授業と講演(大阪)

講演「協同学習を取り入れた授業改善の進め方」(江利川春雄・和歌山大学

会場:岸和田市立久米田中学校

研究授業 13:30~

その後、授業の振り返りと講演


○ 3月22日(日) 子どもと教育を守る高知県連絡会・講演会(高知市

<講演とワークショップ>
「どの子も輝く外国語教育のために:グローバル・エリート育成策は何をもたらすか」(江利川 春雄)

時間:14:00~16:00

会場:高知市 高知城ホール2階

参加費:無料

主催:子どもと教育を守る高知県連絡会



*今後、最新の情報に更新していく予定です。