希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

本年度最後のゼミ

あまりにも忙しく、ブログの更新がすっかり遅くなり、申し訳ありませんでした。

この間、さまざまなコメントをいただき、一種の論争を展開されているのに、肝心の私が「しーん」とした状態で、すみません。

1月は正月明けから1日の休みもありません。

空き時間のことごとくを修士論文卒業論文の指導で埋めつくされ、しかも勤務先の大学院の改組ワーキンググループのメンバーとして、「人も予算も付けない(むしろ減らす)」という条件での改組計画を練っています。

・・・疲れる仕事です。WGの同僚も病に伏しております・・・

本日は2限が大学院改組会議、3限も学部執行部会議、昼休みも会議と卒業写真撮影で、昼食時間は5分でした・・・。

さて、1月23日に本年度最後のゼミが終わりました。

メインは卒論発表会。

とはいっても、1人がアイルランドに留学中のため、発表者は1人のみ。

協同学習を取り入れた高校英語科の授業をどう創るかについての熱い研究です。

教育時事ネタによる討論は、和歌山県教委が導入するという「県内の中・高英語教員全員にTOEICを受けさせる」という記事をめぐるものでした。

これについて書き出すと膨大になりますので、やめておきます。

こうした発想の問題点については、すでに4人組による『英語教育、迫り来る破綻』(2013)や『学校英語教育は何のため?』(2014)などで論じていますので、繰り返しません。

当日のゼミの内容については、和田さんが生き生きと書いてくれました。感謝。

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