希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

4/19(水)、岸和田で次期学習指導要領(外国語)について講演

和歌山大学岸和田サテライトの一環として、以下の講演を行います。

どなたも無料でご参加いただけます。

ぜひ、お越しください。

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【4/19(水)】第91回わだい浪切サロン「新学習指導要領で英語教育はどうなる?どうする?」

日 時  2017年4月19日(水)午後7時~8時30分


話題提供 江利川 春雄(教育学部教授)

英語が使える「グローバル人材」育成を旗印に、2017年告示の新学習指導要領は小学校3年生からの外国語活動の導入と、5年生からの正式教科化を盛り込んでいます。

しかし効果は疑問視されており、教員研修の不備など問題山積です。

中学・高校では英語の授業を英語で行い、単語数も急増するなど、英語嫌いの増加が懸念されます。

また、生徒同士が能動的・協同的に学び合うアクティブ・ラーニングの導入が打ち出されており、講義・解説型授業をいかに転換するかが問われています。

講演では、英語教育の最新の動向と各地の実践を紹介し、平等と協同の原理で子どもたち全員を伸ばす「豊かで楽しい外国語教育」をどう実現するかを共に考えたいと思います。

http://www.wakayama-u.ac.jp/kishiwada/pickup/pickup_63.html