希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

英語教育「目的論」ブックレットの刊行と講演会

江利川春雄・斎藤兆史・鳥飼玖美子・大津由紀雄の共著(内田樹・対談参加)『学校英語教育は何のため?』(ひつじ書房)が今週、いよいよ刊行されます。 小学校の外国語活動を3年生に引き下げ、5年生からは教科にして成績も付ける。 中学校も高校も英語の授…

英語教育史の魅力を学生に!

6月9日のゼミでは、ゼミ生からの強い希望に応えて、英語教育史、特に小学校における英語教育史についてお話ししました。 また、授業の後半では、幕末から明治期において実際に使用されていた教科書、参考書、辞書を直接手に取ってもらい、英学草創期の学習…

学習班づくりのためのFFS理論 (2)

次々に原稿と校正の締切が押し寄せ、なかなかブログを更新できませんでした。 ゼミの報告のアップも滞ったままで、報告者の学生には申し訳ないです。 さて、6月2日のゼミでは、FFS理論(Five Factors and Stress)を用いた性格的特性の計測をふまえて、ど…

中学校英語教員の手記

定年退職されたあと、再任用の英語教員として公立中学校の教室に立つ先生から、素晴らしい手記をいただきました。 中学3年生でアルファベットも正しく書けない生徒が予想外に多く、「英語があまり好きではない、嫌い」が56%も。 それでも、この先生は「…