希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

原子力ムラで固めた規制委員会人事(案)に反対します!

タンポポ舎のメルマガより転載いたします。【TMM:No1532】

「転送歓迎」とのことですので,みなさんも拡散してください。

政府は3.11から何も学んでいないのでしょうか。
よりによって,原子力ムラの大物(元原子力委員会委員長代理・元日本原子力学会会長)をトップに据えようとするなんて。
呆れると同時に,強い怒りを感じます。

野田政権の原発推進人事に反対する民意の嵐を!

原子力ムラで固めた規制委員会人事(案)に強く抗議し、
 │   衆参で同意せず、撤回を求めます
 │   --田中俊一氏は原子力ムラの中心人物--
 └────(2012.7.27 たんぽぽ舎 柳田)

1、7月26日に公表された原子力安全・規制行政のトップの5人の人事(案)
 は原子力ムラで固めた人事であり、容認できません。強く抗議し、国会(衆
 参)での同意に反対すること(撤回)を心から求めます。この5人によって、
 今後、原発の再稼働問題が次々と進むことを心配します。

2、田中俊一氏は原子力ムラの中心を一貫して歩いてきた人物です。今回の福
 島事故を招いた原因を作った人であり、フクシマ事故に大きな責任を負う人
 物です。中村佳代子氏も更田豊志氏も原子力を推進してきた団体に属し活動
 してきた人です。

3、任期と給与も問題です。田中俊一氏と中村・更田氏の3人で各5年・3年
 ・3年の任期です。3年間3人でやりたい放題もできます。給与は委員長・
 月114万円、委員は月107万円(それぞれ単純計算でも1000万円超え)です。
 フクシマ事故後まともな補償も払われない福島の人々は、この金額をどう
 思うだろうか?
 また、田中俊一氏が自主避難者への補償に反対したことが想起されます。

4、7月27日の毎日新聞・社説は、「(原子力安全の)番人にふさわしいか
 疑念が残る」と述べています。理由は、原子力ムラ中心の人事だから、です。
 この社説が国民の平均的な声の代弁と思われます。

以上の理由から、原子力ムラで固めた人事案の撤回を求めます。