希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

2009-11-08から1日間の記事一覧

それでもやるべき? 小学校英語

小学校英語についての興味深い記事を紹介します。 といっても、友人の大津由紀雄さん(慶應大)のブログで知ったのですが。(^_^ 一部には、「英語は世界の共通語である」などの不用意な発言もありますが、全体としては現状と問題点をリアルに伝える優れた記…

新発見! 司馬遼太郎は欧文社通信添削で学んでいた。

司馬遼太郎(1923~96)の本名は福田定一。 彼は1940年(昭和15年)に大阪高校(現・大阪大学)、翌年には弘前高校(現・弘前大学)を受験するが不合格。 1942(昭和17)年に、大阪外国語学校蒙古語部に入学した。大阪大学外国語学部の前身である。 では、彼…

12.19慶應義塾大学 言語教育シンポジウム

年末恒例の「慶應英語教育シンポ」が今年も開催されます。 僕もさっそく参加を申し込みました。 みなさんも、ぜひどうぞ! ◆ 慶應義塾大学 言語教育シンポジウム 「ことばの力を育む」授業の展開 ―みんなで探ろう、小学校英語活動への対処法― 主催 グローバ…

協同学習のための教材開発を

協同学習は、これからの英語教育を競争的な「スキル教育」から協同的な「人間教育」に変える大きな可能性を秘めていると思います。 各地で手探りの実践が続けられていますが、佐藤学さん(東大)によれば、学びの共同体づくりが最も遅れているのは英語科だと…