希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

3月21日(日)広島で研究発表します。

日本英語教育史学会第228回月例研究会県立広島大学で開催され、僕も発表します。
ぜひお越しください。

日  時: 2010年(平成22)年3月21日(日)午後2時~5時

会  場: 県立広島大学広島キャンパス(広島市南区宇品東一丁目1番71号)
      教育研究棟1(1階)1175講義室

研究発表①

 東亜同文書院入学試験英語問題瞥見

 田 中 正 道(広島大学名誉教授)

【発表概要】第二次世界大戦後の教育を受けた者にとってなじみの薄い高等教育機関の一つに1901年、中国・上海に創設された東亜同文書院がある。「中国のエキスパート」育成に取り組んだ難関校であったが、敗戦とともに歴史を閉じた。本発表において、戦時色が強まった時期の同校入学試験英語問題の特徴を一瞥してみたい。


研究発表②

 受験英語と参考書の歴史(1):明治期を中心に

 松 田 佳 奈(和歌山大学大学院生)・江利川 春 雄(和歌山大学

【発表概要】「受験英語」の発生と変遷に関する実証的な研究は、日本人の英語学習史を解明する上で欠かせない課題である。本発表では、明治10年代以降の英語入試問題と参考書・問題集の変遷を実証的にたどり、その実態に迫っていきたい。

参 加 費: 無料

問 合 先: 佐藤惠一(メール: sato.huiyi@ray.ocn.ne.jp TEL/FAX: (048) 665-0655 )

◆研究例会はどなたでもご参加いただけます(予約不要)。
◆例会終了後に懇親会を行います。こちらにも奮ってご参加ください。

詳細は日本英語教育史学会のホームページをご覧ください。