希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

鳥飼玖美子先生の高い見識、そしてエリゼミ通信 La La La 20号

今日27日は和歌山県教育研究集会外国語分科会で、基調提案者・研究協力者として県立海南高校に行ってきました。
小・中・高の先生たちと交流できる貴重な機会で、毎回とても良い刺激になります。

明日は大阪教育大学天王寺キャンパスで、近畿・東海教育研究サークル合同研究大阪集会&大英研11月例会(後述)があり、ここでも基調提案を頼まれております。
ちょっと体力的にはキツイですが、かけがえのない交流の場となるでしょう。

25日(木)のゼミですが、僕は研究室でのHNKのロケが長引いた関係でゼミの後半にしか出られませんでした。ごめん。
でも、学生たちが自主的に運営していたので助かりました。感謝。

鳥飼玖美子先生とはぶっつけ本番の対談でしたが、先生はとても上手に私の話を引き出して下さいました。
おかげで、戦時中の英語教育の実態や戦後のコミュニカティヴな指導法の盛衰について、時間が経つのを忘れるほど、またテレビカメラの前であることを忘れるほど、楽しくお話しできました。

何より、現在の英語教育政策の危機的状況についての鳥飼先生の高い見識を聴かせていただき、驚くほど認識が一致したことが嬉しかったです。
ぜひご一緒に、次なる行動ができることを願っております。

イメージ 1

さて、葵ちゃんがエリゼミ通信 La La La 第20号を作ってくれました。感謝。

イメージ 2

そろそろ卒論指導も本格化しないといけない時期です。
それと、今は実技的な活動をメインにしていますが、理論的な勉強もさらに必要だと痛感しています。

最後に、明日の研究会について再度ご紹介します。

近畿・東海教育研究サークル合同研究大阪集会&大英研11月例会の案内

(外国語分科会)
11月28日(日)9:30~4:00 大阪教育大学天王寺キャンパス

地図:
http://osaka-kyoiku.ac.jp/campus_map.html
〒543-0054 大阪市天王寺区南河堀町4-88
        JR寺田町駅下車、徒歩5分 
参加費:一日2000円(大学生500円)


【 内 容 】
(1)「英語教育政策の問題点と今後の展望」 江利川春雄 (和歌山・大)

(2)「生徒の心が震える授業デザイン」    劉 崇治  (大阪・中)

(3)「平和って何ですか What do they need for refugee?」
           山中のり子(大阪・小)

(4)「千の風阪神・淡路大震災をテーマに」 野崎雅和 (滋賀・高) 

プリントやテストなどをお持ち下さい。交流しましょう。