希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

卒業式

3月25日は和歌山大学の卒業式(学位記授与式)。
全学で1,135名の卒業生、修了生が社会に巣立っていきました。

いつもこの時期は甘酸っぱい気持ちになるもの。
寂しいけど嬉しくて、嬉しいけど寂しくて。

英語専攻生の卒業は4人で、例年の半分以下。珍しい。
パーティーと記念品を準備してくれた3回生のみなさん、本当にありがとう。

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今年度の江利川ゼミ参加者はユニークな逸材揃い。
他専攻の学生の方が多いのです。
本来は学校教育教員養成課程英語専攻のゼミなのですが、国際文化課程から5人、観光学部から1人が参加してくれました。

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何ごとも純粋培養はよくありません。
ハイブリッドというか「雑種」の方がたくましいようです。
多様な視点を持ち寄り、異なる意見をぶつけ合う方が面白いのです。

なお、ゼミ参加者のうち4人がそのまま大学院に進んでくれるので、例年より寂しくありません。

大学院生の修了生は1人。
学部1年生のときに授業を担当して以来、6年間もお付き合いいただきました。
学部で障害児教育・特別支援教育を専攻し、大学院で英語教育を専攻。
こうしたハイブリッドな教員が今後ますます必要になるでしょう。

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みんな、それぞれ新天地で自分の力を発揮してほしいと思います。
大震災という大変な年になりましたが、それだけ力量を発揮できるチャンスでもあります。

3.11の大震災以来、次の言葉を噛みしめるようになりました。

「1日1日を大切に」