希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

プロジェクト研究始動!

他ゼミ生を含む3回生を交えて、江利川ゼミでの学びが本格化してきました。

「大学入試にTOEFLを」などを掲げた教育再生実行本部の「成長戦略に資するグローバル人材育成部会提言」(4月8日)については、英語教育を専攻するゼミ生たちの関心が高いようで、前期のテーマの一つは、これに決まりました。

教員をめざす学生にとっては、それでなくても出題科目の多い教員採用試験にさらにTOEFLが加われば、日々が採用試験対策に追われることになり、「灰色の大学生活だ」という悲鳴も聞こえます。

いずれにせよ「提言」は、学校英語教育の目的とは何か、教育課程と評価の関係をどうするか、外部検定試験の特徴と問題内容はどのようなものか、などの英語教育の根本問題を含んでいます。
なので、英語教育学的に研究していきます。

3つのプロジェクト研究チームも始動しました。
まだ仮のテーマですが、

1.英語教育における競争の効果

2.中学校における協同学習

3.中学校における教科書の効果的活用法

の3チームです。

自主的な学びに期待しています。

詳細はHigashi君作成のゼミ通信をご覧ください。

イメージ 1