希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

混迷する英語教育行政に転換を!

7月31日(日)、大阪大学で開催された第1回英語教育総合研究会が終わり、ちょっと一息です。

この3日間は、金曜が協同学習に関する中学教員向けの講演(午後は授業と組合の懇親会)、土曜が和歌山英語教育研究会(と懇親会)、日曜が英語教育総合研究会でのプレゼンと討論(と懇親会)で、体力的にはかなりキツイものでした。
でも、心は充実。多くの教え子にも会えました。

大阪大学の会場には全国から113名もの英語教育関係者などが集まりました。
予定の80人を大幅に上回る参加者に、レジュメが足りなくなって刷り増しするなどのハプニングもありましたが、とても中身の濃い、本当に勉強になる1日でした。

僕は「混迷する英語教育行政に転換を」と題してお話ししました。

冒頭の写真は東京電力福島第一原発事故の風景。
この写真が、僕の言いたいことを集約しています。

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データや科学的な根拠に基づかない「思い込み」「思いつき」のような現在の英語教育政策は、政財官学の癒着と独り善がりという点で、「原子力ムラ」と同様の構造をもった「英語ムラ」ではないか、ということです。

レジュメの冒頭で「結論」(問題提起したいこと)を述べましたので、その部分をお示しします。

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今日は大学院の前期最後の授業。

終わったら院生たちと海辺のレストランに行きます。
真っ白な個室で、テーブルも真っ白。
三方が青い海。

とてもお気に入りなのです。(^_^;)

(追伸)海辺のレストランに行ってきました~。
とっても美味しくて、時間がゆったり流れて、最高でした!

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