9月17-18日に県立広島大学で開催された日本英語教育史学会第27回全国大会が終わりました。
なお、最終的には300人の会場に約350人が参加されたそうです。
<m(_ _)m>
<m(_ _)m>
第1部の演者および演題は以下の通り。
江利川春雄(和歌山大学 )“学習英文法の歴史的意義と今日的課題”
鳥飼玖美子(立教大学 )“コミュニケーション能力と文法:二者択一からの脱却を目指して”
田地野彰(京都大学 )“学習者にとって「よりよい文法」とは何か?-「意味順」の提案 -”
ということで、僕はトップバッター。無事に出塁できるか?
討論参加型司会者は柳瀬陽介さん(広島大学)。
頭の回転の速さ、論点整理の巧みさ、ツイッターの機能を活用してのリアルタイムでの意見集約(僕はホテルで拝読しました)などなど、さすがは柳瀬さんでした(↓写真右。左では僕と斎藤兆史さんが作戦会議?)。
全体討論では、まず英文法研究の泰斗であられる安井稔先生が発言されました。
先生は1921年のお生まれですので、今年90歳。
目はほとんどお見えにならないとのことですが、抜群の記憶力、明快な論理展開、ユーモアのセンスで、聴衆を魅了しました。
「英語はlearnすることはできるが、teachすることはできない」という言葉が印象的でした。
6時間におよぶ長丁場のシンポジウムでした。
引き続き、懇親会。
というか、ひっきりなしの「討論会」でした。
というか、ひっきりなしの「討論会」でした。
それでも、語り尽くせません。
なによりも、「では、学校でどう文法を教えていけばいいのか」という実践的な方法については、まだまだ今回は十分に触れることができませんでした。
さっそく次の準備が必要でしょう。
なによりも、「では、学校でどう文法を教えていけばいいのか」という実践的な方法については、まだまだ今回は十分に触れることができませんでした。
さっそく次の準備が必要でしょう。
今回のシンポの内容を膨らませて、研究社より『英文法は必要だ。』(仮題)が来年にも出版される予定です。
まだまだ、仕事(たたかい)は始まったばかりです。
(広島大会については、次回に。)