希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

電力会社のとめどない腐敗

本日は和歌山英語教育研究会が開催されます。

日時: 10月15日(土) 14:00~16:10
会場: 和歌山大学教育学部講義棟L105
発表者: 林 桂子先生(広島女学院大学
題目: 「多重知能(MI)理論を応用した学習者主体型の英語指導法―理論から実践へ」
詳細は↓
http://blogs.yahoo.co.jp/gibson_erich_man/27657140.html

その前に大学院卒業生(高校教諭)らと協同学習についての議論(というか職場の愚痴を聞く会になりそうだけど)があるので、もうじき家を出ます。

でも、どうしても書いておきたいことがあります。

10月14日の九州電力による「最終報告書」のデタラメぶり。
東電もそうですが、地域独占にふんぞり返る電力会社というのは、ここまで腐敗堕落するものかと、怒りがこみ上げてきました。

自ら設置した第三者委員会が、はっきりと証拠を添えて佐賀県知事の「やらせ」への関与を証明したのに、それにはまったく触れないでほっかむり。

原発稼働の許認可権を持つ県知事(これも腐敗のかたまりですが)を守るためにウソをつき通す。
しらを切り続ける。

しかも、責任を認めて社長を辞任すると言ったのに、それも撤回。

完全に国民をなめています。

三者委員会の委員長を務めた郷原信郎弁護士が、「第三者委の指摘に対する認識が示されず、全く内容がない」「まやかし」と批判するのも当然です。

腐敗の根は、電力会社の地域独占にあります。
少なくとも発電と送電を分離し、一切の広告と献金を禁止し、電気事業法を抜本的に改正する必要があります。

九州電力に抗議メールを送り、怒りを表明しましょう。