5月4日は,神戸英語教育学会で「協同学習を取り入れた英語科の授業改善」についてお話ししました。
予定の時間が圧縮されたため,お話ししたかったいくつかの点を割愛しました。
割愛したひとつが,チームビルディングの技法です。
新学期当初は,協同学習のグループを作っても,人間関係はぎこちないものです。
そこで,一気に「気心の知れた仲間」にする必要があります。
それが,チームビルディングの技法です。
最近では,会社などの人間関係を築く技法としても注目され,実践されています。
それが,チームビルディングの技法です。
最近では,会社などの人間関係を築く技法としても注目され,実践されています。
<準備するもの>
① 線画の絵1枚(できるだけシンプルで面白いもの)
② A3程度の白紙(グループの数だけ)
③ 描いた絵を黒板に貼るためのマグネットやセロテープ
*マグネット付きのミニホワイトボードがあれば②③は不要です。
① 線画の絵1枚(できるだけシンプルで面白いもの)
② A3程度の白紙(グループの数だけ)
③ 描いた絵を黒板に貼るためのマグネットやセロテープ
*マグネット付きのミニホワイトボードがあれば②③は不要です。
<手順>
1. 生徒から見えないように,教卓や廊下に絵を貼ります。
1. 生徒から見えないように,教卓や廊下に絵を貼ります。
2. 各グループに白紙の用紙1枚(ないしホワイトボード)を配ります。
3. 絵を描く生徒は1~2名,それ以外の人は絵の情報を英語で伝えるメッセンジャーになります。
4. 絵を見ることができるのは各グループで1回1人ずつで,絵の内容を英語で伝え,それに従って絵を描いていきます。(日本語は禁止です。)
5分程度の制限時間内に絵を何回見に行ってもよいことにします。
小中学校などでは,この活動で使える英語の基本表現を提示しておいてもよいでしょう。
小中学校などでは,この活動で使える英語の基本表現を提示しておいてもよいでしょう。
5. 制限時間終了後,各グループの絵を前に貼り,どの作品がもっとも見本に似ているかを生徒の挙手で決定します。
6. 最優秀作品のグループにクラス全体で拍手を送り,ポイントを与えます。
私の授業でもこの4月に実際やってみました。
大学生でもおおいに盛り上がります。
大学生でもおおいに盛り上がります。
ちなみに,見本の絵は次のようなものです。
それぞれの班の絵は以下の通りです。
みなさんは,どの班が優勝したと思いますか?