希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

「ジブリの大宴会」で仲間との結束を高める

2月18日は僕の誕生日だというのに,和歌山大学で「附属校・公立学校との連携事業成果報告会」があり,僕は「中学・高校における協同学習の進め方と課題」と題したプレゼンを行いました。

その後の協議会では,グループ内の人間関係を良好にする工夫についても話し合われました。

いわゆるチーム・ビルディングで,経営学方面でもさまざまな本が出ています。

英語科の協同学習で僕が行った方法のひとつに,英単語尻取りゲームがあります。

英単語尻取りゲームは,黒板の前に班ごとに並ばせ,最初の文字だけ教師が指定し,あとは前の人が書いた単語の末尾の文字から始まる単語を次の人が書いていくと言う単純なもの。
たとえば,apple→eat→teachなどとつながります。

たくさん単語を書いたチームが勝ちです。
スペルミスや同じ単語を書いた場合は無効。
書けなくて困っている子には,チームメイトが教えてもよいことにしています。
「あほ!」とか「どんくさい!」などという否定的な言葉を使ったら失格です。

単純ですが,とても盛り上がり,チームの結束が高まりますよ。

チームの結束強化のためには,ときには英語を使わないこともアリです。
英語が苦手な子に活躍の場を与えるためです。

たとえば,下に示した「ジブリの大宴会」に登場するキャラクターの名前を多く言い当てたチームが勝ち,なんてどうでしょう。

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僕はほとんどわかりますが,生徒の中には僕を超える人がきっといますよ。(^_^;)

それにしても,よく描けている絵ですね。
だれが描いたのだろう?