参 加 費: 無料
日本社会と英語―寺沢拓敬著『「なんで英語やるの?」の戦後史』を素材に―
提 案 者: 寺沢 拓敬(日本学術振興会特別研究員PD)
指定討論者: 榎本 剛士(金沢大学)
指定討論者: 青田 庄真(東京大学大学院生)
コーディネーター: 江利川 春雄(和歌山大学)
【概要】
寺沢拓敬著『「なんで英語やるの?」の戦後史 ―《国民教育》としての英語、その伝統の成立過程』(研究社、2014)を素材に、「日本社会と英語」というマクロなテーマを考えてみたい。同書は、新制中学校英語の「事実上の必修化」過程、つまり、一部の者だけの科目だった外国語科が日本社会で大衆性・普遍性をいかに獲得していくかを明らかにしたものである。この分析を通じて、英語教育目的論にとどまらず、日本社会に英語(科)をどのように位置づければよいか、議論したい。
研究例会では、まず寺沢拓敬氏から本書に至る研究の問題意識、方法、新たな知見、現在への示唆等を縦横に語っていただきます。続いて、指定討論者である榎本剛士氏、青田庄真氏から感想、意見、質問等で寺沢氏の著書に切り込んで頂ければと思っています。以上を踏まえて、最後にフロアーとの意見交流を行います。
戦後日本英語教育史の画期的な著作をめぐって、活発な討論が期待されます。会員のみならず、ぜひ非会員、学生・院生の積極的な参加を求めたいと思います。
寺沢拓敬著『「なんで英語やるの?」の戦後史 ―《国民教育》としての英語、その伝統の成立過程』(研究社、2014)を素材に、「日本社会と英語」というマクロなテーマを考えてみたい。同書は、新制中学校英語の「事実上の必修化」過程、つまり、一部の者だけの科目だった外国語科が日本社会で大衆性・普遍性をいかに獲得していくかを明らかにしたものである。この分析を通じて、英語教育目的論にとどまらず、日本社会に英語(科)をどのように位置づければよいか、議論したい。
研究例会では、まず寺沢拓敬氏から本書に至る研究の問題意識、方法、新たな知見、現在への示唆等を縦横に語っていただきます。続いて、指定討論者である榎本剛士氏、青田庄真氏から感想、意見、質問等で寺沢氏の著書に切り込んで頂ければと思っています。以上を踏まえて、最後にフロアーとの意見交流を行います。
戦後日本英語教育史の画期的な著作をめぐって、活発な討論が期待されます。会員のみならず、ぜひ非会員、学生・院生の積極的な参加を求めたいと思います。
時間配分
14:00~14:50 寺沢拓敬氏(50分)
14:50~15:10 休憩
15:10~15:30 青田庄真氏(20分)
15:30~15:50 榎本剛士氏(20分)
14:50~15:10 休憩
15:10~15:30 青田庄真氏(20分)
15:30~15:50 榎本剛士氏(20分)
15:50~16:30 全体討論(40分)
17:00~ 懇親会
<問合せ先> 日本英語教育史学会例会担当(保坂芳男)
◆研究例会はどなたでもご参加いただけます(予約不要)。
メール: yhosaka[@]ner.takushoku-u.ac.jp *[@]を@にしてください。
◆例会終了後に懇親会を行います。こちらにも奮ってご参加ください。