希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

沢田研二の痛烈な反原発ソング


沢田研二さん新曲が原発批判ソング!「一握り人の罪」

U2Green Day など、海外のミュージシャンは自分の主義主張を直接歌う例が少なくない。

その点、日本のミュージシャンは・・・
などと嘆いても始まらない。

忌野清志郎は今は亡いが、3.11直後の斉藤和義は「ずっとウソだった」などで頑張った。

そしていま、沢田研二が気骨を示している。

小学生のときからファンだった僕は,嬉しくて仕方がない。
昨年のザ・タイガース再結成以来の感激だ。

「東電」を名指しで批判し、ベタなまでに直接的な歌詞。
並々ならぬ決意と、怒りを感じる。

最後は「シークレットトラック」で、子どもたちが「かごめ、かごめ」のように「はいろ、はいろ」と歌う。

意味は、輪に「入ろう」であろうが、明らかに「廃炉」への子どもたちの願いのようだ。

再稼働阻止、原発廃炉のために、ぜひ拡散しませんか。

 【一握り人の罪/沢田研二

昔 海辺の小さな寂れかけた村に
東電が来て 原発速く作りたいと

国の肝入り工事は 直ぐに道路を通し 海岸や丘を削って
反対意見は軽んじ
機動隊投入

東電側も信じた 受け入れ側も信じた
安全神話鵜呑みに 一握り人の罪

海が命の漁師は 海が死ぬのを怖れた
村はいびつに裂かれた 一握り人の罪
嗚呼無情

いつか原発廃炉に 除染は何年先
東電は未来型エネルギーに無関心か

国もただこまぬくだけ 被災地に 僕たちに
復興遅々と進まず 国は荒むよ

僕らに還して国を

原発に乞われた街 原発に憑かれた街
神話流布したのは誰 一握り人の罪

原発に怯える町 原発に狂った未来
繰り返すまい明日に 一握り人の罪
嗚呼無情

[このあと「シークレットトラック」 ♪はいろ、はいろ♪]

作詞/沢田研二
作曲/大山泰輝