高層の大阪市立大学医学部付属病院が眼下に見えるのですから、すごいですね。
私の「戦後英語教育政策史へのアプローチ」と題した発表では、以下の3点に焦点を当てました。
(1)戦前と戦後の連続性(オーラル・アプローチを中心に)
(2)敗戦直後の米会話ブームと米国の対日文化戦略
(3)小学校英語への財界の要求史
「まとめ」として、以下の問題提起を行いました。
1. 戦前→戦後の連続性に関する研究を(軍学校の研究が不可避、戦後改革の再評価)
3. 「使える英語」の象徴としての小学校英語要求の歴史的解明を
4. 1970年代研究の重要性→臨教審→具体化
本日から出張のため詳しくは書けませんが、内容の一部は、もうじき発売される『英語と日本軍:知られざる外国語教育史』(NHKブックス)の最終章に書きました。
お読みいただければ幸いです。
懇親会には現院生と新院生(4月に入学)も参加してくれて、楽しい限りでした。