希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

3月16日(土)京都で日本英語教育史学会例会

日本英語教育史学会 第272回 研究例会のご案内

◆例会は会員・非会員に限らずどなたでもご参加いただけます(予約不要)。
  ふるってご参加ください。

 日 時: 2019年3月16日(土)14:00~17:00

 会 場: 真宗教化センター しんらん交流館

        (京都市下京区諏訪町通六条下ル上柳町 199)

 参加費: 無料

研究発表①

 1940年幻の東京オリンピック及び1964年東京オリンピックにおける英会話ブーム

溝口 悦子氏(拓殖大学早稲田大学(非常勤))

【概要】太平洋戦争開戦間近の1940年に開催予定だった東京オリンピックと、戦後高度経済成長期に開催された東京オリンピックにおいて、一般庶民はどのように英語と向かい合っていたのか。英会話ブームと呼べる現象はみられたのか。本発表では、それぞれのオリンピックにおいて日本人が英語と向き合う様子と背景を、国立公文書館所蔵の資料や新聞・雑誌記事等の分析を通して、浮き彫りにすることを試みたので報告する。


研究発表②

 旧制第五高等(中)学校お雇い外国人英語教師の経歴と教育業績

西 忠温氏(元崇城大学教授)

【概要】明治19(1886)年政府は「中学校令」を発布、全国に5つの中学校が設置され、翌年熊本では第五高等中学校がスタートした。同27(1894)年高等学校(通称五校)に昇格、帝大進学のための超難関校となり、昭和16(1941)年12月8日の対米英宣戦布告まで17人の外国人教師が在任した。 

本発表では熊本市崇城大学共同研究チームで調査研究した紀要論文9編から4編を選び、各人の経歴と教育実績などについて報告する。

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<問合先> 日本英語教育史学会例会担当 メール: reikai[@]hiset.jp

       
        ◆例会終了後に懇親会を行います。こちらにも奮ってご参加ください。


<会場案内>

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