希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)2

歴史をふまえ、英語教育の現在と未来を考えるブログです。

韓国卒業旅行

アンニョンハセヨー

好天に恵まれ、韓国(済州島、ソウル)でのゼミ卒業旅行は、とても楽しい3日間だった。

2月21日(日) 関空から済州島(チェジュド)へ

金石範の小説のタイトルにもなったように、文字通りの「火山島」。
地面を30センチも掘ると、溶岩がごろごろ。
そのため、人家や畑の境界線には掘り出した石が積まれている。
天然のブロック塀だ。

伝説の守り神も溶岩でできている。

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初春の日差しの中、世界遺産城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)に登る。
10万年前の海底噴火によってできた巨大な岩山で、すり鉢状のクレーターが広がる。

周囲は、きれいな海がどこまでも広がる。

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海産物の宝庫だけあって、朝食はアワビ入りの粥(かゆ)。
チャングムにも出てきた栄養満点で美味しい朝食だ。

2月22日 空路ソウルへ

まず世界遺産宗廟へ。
歴代の王を祀っている。

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古い韓国風民家が並ぶ北村韓屋村もよかったなあ。
冬のソナタ」に出てきた高校もあった。

夕食の骨付きカルビはさすがの味!
チシャ(葉野菜)に乗せ、コチュジャンを塗り、キムチと一緒に食べると、舌が天国に行く。

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もっと「さすが」だったのは東大門に近い「広蔵市場」の屋台群
数百メートルにわたって、屋台とお店が続く。

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地元の人たちがチジミや豚足などを肴に、マッコリ酒(どぶろく)を飲んで、とても活気がある。

もちろん、僕らも一杯やった。
おばさんはとても愛想が良く、いろいろな種類のチジミやホルモン焼きを出してくれる。
マッコリ酒は、むかし給食に出たようなアルミの巨大カップであおる。
この雰囲気、好きだなあ。

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ホテルに戻って、もちろん、みんなで飲み直す。(^_^;)

2月23日 世界遺産「昌徳宮」から帰国へ

朝食は韓式朝定食。
野菜を中心に、30品近くも並ぶ。
これだけ野菜を摂れば、お肌もきれいになるはずだ。

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世界遺産昌徳宮へ。
去年の卒業旅行以来、3回目の王宮見学だ。
けど、何度見ても見事な宮殿。

それだけに、豊臣秀吉軍の侵略の渦中で焼き払われた歴史など、日本でももっと教えてよい。

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中身のぎっしり詰まった2泊3日の旅だった。

また行きたい!